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大学生が選ぶ「夏休みに読みたい一冊」!武蔵野大学と西東京市図書館が魅力的な本の世界へ誘う

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報道発表
7月18日の準備の様子(プレスリリースより)

夏休みの読書リストを探している方必見!武蔵野大学文学部の学生たちが厳選した「夏休みに読みたい一冊」が、西東京市中央図書館で展示されている。この展示は、大学と地域図書館が連携して行う地域貢献型の取り組みで、今年で3年目を迎える。

展示期間は2025年7月19日から8月31日まで。文学部日本文学文化学科の掛野剛史教授のゼミに所属する16名の学生が、「表現やフレーズが好きな本」「手軽に読める本」「自分が生まれた年か月に出版された本」というテーマに沿って選んだ21冊が紹介されている。

学生たちは本の魅力を伝えるため、自らエピソードやおすすめポイントを記した紹介パネルを作成。3年生の石森美咲さんは、「限られた文字数でその本の魅力を伝える必要があり、表現の細部に気を遣い、表現する責任を感じながら書きました」と語り、日本文学を学ぶ学生ならではの想いが感じられる。

展示される本の中には、凪良ゆう著「流浪の月」や星新一著「ボッコちゃん」などが含まれている。「流浪の月」からは「せっかくの善意を私は捨てていく。だってそんなものでは、わたしは欠片も救われてこなかった。」という印象的なフレーズが紹介され、「ボッコちゃん」は短編よりも短い<ショートショート>形式で書かれており、読書初心者にもおすすめだという。

西東京市図書館の村瀬文香氏は、「この企画を通して、地域住民の皆さんに『西東京市で学ぶ学生が、どのような読書体験をしてきたのか』を知ってもらい、新たな本への興味を持ってもらえたらうれしいです」とコメントしている。

武蔵野大学と西東京市中央図書館の共催で行われるこの展示は、学生の視点による選書や紹介パネルを通じて、地域住民や同世代の若者に読書の魅力を伝えることを目的としている。昨年度の展示では、「学生の感性で紹介された本は新鮮だった」「普段手に取らないジャンルの本を読むきっかけになった」といった感想が寄せられ、図書館職員からも高い評価を受けた。

夏休みの読書計画を立てている方や、新しい本との出会いを求めている方は、ぜひこの機会に西東京市中央図書館を訪れてみてはいかがだろうか。学生たちが心を込めて選んだ本の中から、あなたの「夏休みに読みたい一冊」が見つかるかもしれない。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000294.000067788.html