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鎌倉発!循環型社会を目指す「サーキュラーアワード」が進化、人材育成にも本腰

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報道発表
「鎌倉サーキュラーアワード」オフィシャルサイト https://award.junkansha.jp/(プレスリリースより)

鎌倉市の「ゼロ・ウェイストかまくら」の取り組みをさらに発展させる「第2回鎌倉サーキュラーアワード」の応募受付が、2025年8月1日から始まる。このアワードは、鎌倉・湘南地区での循環型ライフスタイルの推進と創造性の向上を目指すもので、市民・起業家・事業者を対象とした3部門で構成されている。

今年の注目ポイントは、新たに開講される「鎌倉サーキュラーアカデミー」だ。これは、スタートアップ部門への応募を検討する事業者向けの全4回のオンライン講座で、サーキュラーエコノミーの基礎から事業立ち上げ、資金調達まで実践的な内容となっている。循環型都市の研究者や実務家が講師を務め、参加者のアイデアをブラッシュアップする場となる。

また、8月5日には「鎌倉サーキュラーフレンズギャザリング」が開催される。このイベントでは、アワードの最新情報が紹介されるほか、現場で循環を実践するゲストを迎えたトークセッションや個別相談ブースが設けられる。循環に関心はあるが何から始めればいいかわからない人にとっても、貴重な情報交換の場となりそうだ。

アワードの各部門では、市民部門で戸別収集を楽しく環境にやさしいものにするアイデア、スタートアップ部門でサーキュラーエコノミーに基づくビジネスプラン、事業者部門でごみ減量や共生・環境への取り組みを募集。審査には鎌倉市長や各分野の専門家が加わり、優秀な取り組みには賞金や実証実験の機会が用意されている。

実行委員長を務める慶應義塾大学SFC環境情報学部の田中浩也教授は、「このアワードは、地域に根付いた『文化』をさらに未来につなげていくために企画したもの」とコメント。鎌倉から始まる循環型社会への取り組みが、日本全体へ波及していくことが期待される。

応募や詳細については、公式サイト(https://award.junkansha.jp/)で確認できる。循環型社会の実現に向けた新たなアイデアや取り組みが、鎌倉から生まれることに期待が高まる。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000850.000014685.html