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10代監督の青春映画『レイニーブルー』が快挙!ソウル国際女性映画祭で日本唯一の正式招待作品に

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報道発表
SIWFFポスター(プレスリリースより)

熊本県出身の10代監督・柳明日菜が手がけた青春映画『レイニーブルー』が、第27回ソウル国際女性映画祭の長編競争部門「ディスカバリー」に正式招待された。日本作品として唯一の選出となり、国内外から注目を集めている。

ソウル国際女性映画祭は、アジア最大級の女性映画祭として知られる。今年は世界131カ国から4,129本もの応募があり、その中から『レイニーブルー』を含む8作品のみが「ディスカバリー」部門に選ばれた。この部門は「これから世界に羽ばたく才能を発掘する」ことを目的としており、国際的な批評家や業界関係者が注目する登竜門的存在だ。

『レイニーブルー』は、柳明日菜が監督・脚本・主演を務める初長編作品。撮影当時、現役高校生だった柳が、学校に行けなかった時期の葛藤や実体験を描いた青春群像劇となっている。熊本県玉名市・玉東町を舞台に、高良健吾、中島瑠菜、笠兼三ら熊本ゆかりの実力派俳優陣が共演。さらに、徳永英明の名曲「レイニーブルー」が挿入歌として使用され、少女の不安定な日常を見事に表現している。

映画は7月18日より日本での公開がスタートし、各地で好評を博している。特に地元・熊本県では「聖地巡礼」が盛況で、ロケ地となったカフェでは劇中に登場するメニューが特別提供されるなど、ファンの間で話題を呼んでいる。

柳明日菜監督は「映画や演劇などの文化芸術には『触れた人の心を変える力』があると信じています」とコメント。10代のうちに映画を作るという夢を実現させた彼女の挑戦が、国際的な舞台で評価されたことは、若い映画人たちに大きな希望を与えるだろう。

ソウル国際女性映画祭は2025年8月21日から27日まで開催される。『レイニーブルー』の国際的な評価に、今後も注目が集まりそうだ。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000017.000090882.html