赤坂サカスに紫テント再び!「赤坂芸術祭2025」が10月開催、寺山修司作品がメイン公演に
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赤坂の街に再び紫テントが出現する。赤坂芸術祭実行委員会は、2025年10月5日から26日にかけて「赤坂芸術祭2025」を開催すると発表した。昨年に続き2回目の開催となる本芸術祭は、赤坂サカス広場に設置される紫テントをメイン会場に、多彩なプログラムを展開する。
今回の芸術祭は「Crossing」をコンセプトに掲げ、ジャンルや世代を超えた交流の場を創出する。注目すべきは、「赤坂舞台芸術祭」から「赤坂芸術祭」へと名称を変更したことだ。これにより、演劇にとどまらず、多種多様なアートや芸能の発表の場としての機能を強化する。
メイン公演として、若き日の寺山修司による戯曲『血は立ったまま眠っている』を、中屋敷法仁の演出で上演する。また、若手団体による「challenge公演」や、中堅団体による「crossing公演」など、次世代を担う才能の発掘にも力を入れる。
さらに、SHOWROOMオーディションを経て選ばれたMAKIと河村若菜が「アクターズアンバサダー」に就任。芸術祭のテーマ曲歌唱やオープニングセレモニーのアシスタントなど、多岐にわたる役割を担う。
赤坂芸術祭は、新宿梁山泊の「紫テント」を使用するという独特の形式で注目を集めている。アングラ演劇の象徴ともいえるこのテントが、都心の赤坂に出現することで、新たな文化的景観を生み出している。
本芸術祭は、単なる舞台芸術の祭典にとどまらず、赤坂の街全体を舞台にした文化イベントとしての側面も持つ。レストランなどでの演劇公演も予定されており、街全体が芸術の舞台となる。
「赤坂芸術祭2025」は、伝統と革新、ベテランと若手、様々なジャンルが交差する場として、日本の芸術シーンに新たな風を吹き込むことが期待される。芸術愛好家はもちろん、新しい文化体験を求める人々にとっても、見逃せないイベントとなりそうだ。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000005.000091709.html