岡山県の建築会社「イチエ建匠」が手がけた住宅作品「懐かしき中の新しき家」が、世界的に権威あるデザイン賞「A' Design Award & Competition 2025」の空間デザイン賞を受賞した。この快挙は、日本の伝統的な住宅デザインと現代の機能性を融合させた革新的なアプローチが国際的に評価されたことを示している。

受賞作「懐かしき中の新しき家」は、季節の移ろいを楽しめる開放的な空間設計が特徴だ。勾配天井を活かしたリビングは、豊かな光と風を取り込み、居住者に心地よい暮らしを提供する。さらに、段差のないフラットフロアや効率的な回遊動線など、将来を見据えた設計も高く評価された。

授賞式は2025年7月17日、イタリア・コモの歴史あるオペラ劇場「Teatro Sociale」で開催された。イチエ建匠の代表者は、世界中から集まったデザイナーたちと交流し、国際的な舞台に立つ貴重な経験を得た。この経験は、同社の今後の設計活動に大きな影響を与えるだろう。

「デザインは世界をより良くできる」という審査員の言葉に触発され、イチエ建匠は今回の受賞を単なる結果としてではなく、次なる挑戦への原動力としている。日本の住宅デザインが世界で認められたこの快挙は、国内の建築業界にも大きな刺激を与えることだろう。

イチエ建匠の「懐かしき中の新しき家」は、現代の暮らしやすさと心に残る美しい風景の共存を実現した。この受賞を機に、日本の伝統的な住宅デザインが世界中で注目を集めることが期待される。建築やデザインに興味がある方は、イチエ建匠の公式サイトやInstagramで詳細を確認してみてはいかがだろうか。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000005.000156318.html