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福祉×アートの革新的プロジェクト「TURN LAND」が示す、新しい共生社会のカタチ

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報道発表
プレスリリースより

福祉施設とアーティストが協働する画期的なプロジェクト「TURN LANDプログラム」が注目を集めている。このプログラムは、福祉とアートの垣根を超えた新たな価値創造の場を生み出し、多様性豊かな社会の実現に向けた取り組みとして評価されている。

TURN LANDプログラムの特徴は、福祉職員とアーティストが密接に連携し、これまでにない表現や支援のあり方を共に模索する点だ。互いの専門性と感性を掛け合わせることで、従来の福祉の枠を超えた創造的な活動が展開されている。

2022年度から2025年度にかけて、高齢者施設や障害者福祉施設、フリースクールなど、多様な19の福祉施設が参画。ダンサーや音楽家、エンジニア、哲学者など、さまざまな分野のアーティストが加わり、39のプロジェクトが進行中だ。

このプログラムの醍醐味は、施設の日常に創造性を育む「時間」をどう取り入れていくかを、アーティストや事務局メンバーとともに模索していくプロセスにある。異なる背景や習慣を持つ人々が、アートプログラムを通じて「対話力」を育んでいく様子は、現代社会に必要なコミュニケーションの在り方を示唆している。

TURN LANDプログラムの取り組みは、アーカイブ動画や活動記録冊子として公式ウェブサイトで公開されている。また、9月28日と10月18日には一般公開イベントも予定されており、共創の現場を直接体感できる貴重な機会となっている。

福祉とアートの協働が生み出す新しい社会のかたち。TURN LANDプログラムは、「違い」を力に変え、誰もが文化的に暮らせる地域社会の実現に向けた、革新的な取り組みとして今後も注目を集めそうだ。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000003.000162456.html