週5公募チャレンジで分かった! なぜ川柳公募は初心者にもオススメできるか 逆に意外と難しいのはあのジャンル!


おすすめの公募カテゴリー
応募カテゴリーの比率では川柳が多くなっていました。
というのも、川柳は他のカテゴリーに比べて圧倒的に挑戦しやすいからです。
誰でも参加できる広い題材から専門的な題材まで、さまざまな川柳公募が常時開催されています。
季語なども必要ありません。字余りや字足らずが許容される公募も多いです。つまり、文芸や創作に明るくなくても、思い立ったらいつでも挑戦できます。
「川柳ってなにを書けばいいの?」と問われると説明は難しいのですが、少なくとも公募では多様な作品が求められています。
- 流行/時勢を取り入れた作品
- ユーモア/おかしみのある作品
- 標語/キャッチコピーのような作品
- 手紙/エッセイのような作品
- 詩/歌を感じさせる作品
- 商品・サービスのPRが主の作品
- 職業のあるあるなど共感できる作品
など、様々です。書いていくうちに自分の得意な作品の方向性が見えてくるかもしれません。
川柳公募でよくお名前を拝見する柳人さんたちは、公募に合わせて様々なパターンの作品を書かれています。その器用さと、アンテナの広さに驚くばかりです。
私はあまり器用ではないので、色々作って数でカバーするという戦法を使ってます。だいたい、一番に思い浮かぶ作品は発想が他の方と被ることが多いので、5作~10作は作ります。これは決して悪いわけではなく、不慣れなら不慣れで戦い方があるともいえるでしょう。あくまでも個人的な信念なのですが、表現や語尾を少し変えただけ……みたいな形での大量応募はしません。審査する人も大変でしょうから。「数を出す=なんでもだす」ではないのがこだわりです。
閑話休題。私のこだわりの話はおいといて、川柳公募はおすすめなのです。
公募に挑戦したいけど「何から始めたらいいか分からない」という方は、まずは川柳をやってみるといいでしょう。
「下手な鉄砲も数うちゃ当たる」と言いますが、その通りだと思います。
作った過程がどうであれ「いい作品はいい作品」になるんです。
単発開催も多い川柳公募ですが、常時開催されている公募もあります。
例:

私は受賞するまでこの公募に応募を続けまして、初のノミネート作品が「きのこで菌活賞」を受賞。合わせて2025年夏四半期大賞も受賞できました。
毎月の受賞作品から学びつつ、受賞するまで挑戦を続けられるのは楽しかったです。
主催者のホクト株式会社が運営する「きのこらぼ」内の情報にも川柳のヒントがたくさん詰まっています。挑戦する方は必見ですよ。
挑戦してきた公募のなかで、特に難しかったカテゴリー
様々な公募に挑戦してきた私ですが、なかには一度も受賞・採用にならなかったカテゴリーもあります。ずばり「ネーミング・愛称募集系公募」です。
川柳と同様に参加ハードルが低めのカテゴリーですが、入賞は困難を極めることがわかりました。
応募数1,000超えは当たり前。川柳と比べて変化球を出すのが難しく、似たような発想も出やすいです。
名称や名づけ理由を複雑にすればいいというわけでもなく、シンプルかつ覚えやすいものが採用されることも多々あります。
つまり、バランスが難しいんです!!
しかも第2回が開催されるなんてこともほぼなく、過去のデータや採用作品からの傾向も予測できない。
お恥ずかしい話ですが、最終候補にもなったことがありません……とほほ。
マジで悔しいので、採用されるまで応募続けてやろうかと考えてます。