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手作り結婚指輪の新トレンド!7割がシンプルデザインを選ぶ意外な理由とは

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報道発表
プレスリリースより

結婚指輪といえば、華やかで個性的なデザインを思い浮かべる人も多いだろう。しかし、最近の若いカップルの間で、意外なトレンドが浮上している。鎌倉彫金工房が実施した調査によると、なんと約7割のカップルが「シンプルなデザイン」の手作り結婚指輪を選んでいるという。

一見すると矛盾しているようにも思えるこの現象。その背景には、現代のカップルならではの新しい価値観が隠されていた。鎌倉彫金工房の代表取締役社長である嶋﨑真也氏は、「デザインの奥にある『体験』を何よりも大切にする傾向が強まっている」と分析する。

調査によると、手作り結婚指輪を選ぶ理由として最も多かったのは、「ふたりで何かを成し遂げたい」「イベントとして共同作業を楽しみたい」という想いだった。つまり、指輪そのものよりも、作る過程での思い出づくりに価値を見出しているのだ。

興味深いのは、手作り指輪の提案が「男性主導」のケースが「女性主導」の約2.3倍に上っていること。DIYやクラフト文化への関心の高まりも、この傾向を後押ししているようだ。

では、なぜシンプルなデザインが好まれるのか。その理由は主に3つある。まず、「作る体験」自体が最大のオリジナリティだと考えられていること。次に、一生ものだからこそ、普段使いを重視した普遍的なデザインが求められていること。そして、シンプルな中にさりげないカスタムを加えることで、ふたりらしさを表現できることだ。

鎌倉彫金工房では、実際にカップルが作った指輪の写真を「先輩作品集」としてウェブサイトで公開している。自分たちらしい指輪のイメージを具体化するのに役立つだろう。

結婚指輪選びの新しいトレンドは、デザインの華やかさよりも、作る過程での思い出と、日常生活に溶け込むシンプルさの調和にあるようだ。これからの結婚指輪選びは、「見た目」だけでなく「体験」にも注目が集まりそうだ。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000014.000099394.html