廃棄傘が芸術に変身!上野で環境にやさしい参加型アートイベント開催
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東京メトロが、廃棄予定のビニール傘を活用した斬新なワークショップを上野で開催する。11月1日と2日に行われるこのイベントは、環境保護とアートの融合を目指す画期的な取り組みだ。
毎年約9,000本もの忘れ物の傘が発生する東京メトロ。その大半が持ち主に戻らず廃棄されているという現状に着目し、今回のイベントが企画された。参加者は廃棄予定の傘を使って、LEDライトで装飾したり、人形を作ったりと、創造力を存分に発揮できる。
11月1日の「Peace of Light」では、500名の参加者がLEDで飾った傘を持って上野恩賜公園を練り歩く。幻想的な光の列車が公園を彩る様子は、SNS映えする光景になりそうだ。
翌2日の「上野広小路ヒロバ化社会実験」では、子供向けの「廃棄傘カッパロイド」作りや、大人も楽しめる傘のカスタマイズイベントが開催される。アーティストと一緒に作品を作り上げる体験は、参加者の環境意識を高めるきっかけになるだろう。
このイベントの狙いは、単なるリサイクル促進だけではない。傘を忘れずに大切に使う習慣づけや、モノを長く使うことの重要性を楽しみながら学ぶことにある。東京メトロは、この取り組みを通じて持続可能な社会の実現に貢献したいとしている。
参加は事前申し込み制で、一部のワークショップは有料となる。詳細は東京メトロのウェブサイトで確認できる。環境保護に関心のある方、アート好きな方、家族で楽しめるイベントを探している方にとって、見逃せない機会となりそうだ。
廃棄物が芸術作品に生まれ変わる瞬間を目撃できるこのイベント。環境問題を考えるきっかけとして、また秋の上野を楽しむ新たな方法として、多くの人の関心を集めそうだ。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001378.000020053.html