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一度訪れたら、忘れられない。美しい沖縄をこの先も。「プラスチック問題解決のためのキャッチフレーズ及びアイディア募集」

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公募ニュース

プラスチック問題に関する万国津梁(しんりょう)会議では、「プラスチック問題解決のためのキャッチフレーズ及びアイディア」を募集中。キャッチフレーズの最優秀賞には商品券2万円分が贈られます。アイデアは沖縄県での取り組みなどの参考とされます。締切は2022年8月1日。沖縄の自然を守るため、あなたのひらめきが必要とされています。

プラスチック問題解決のために

生き物への悪影響や、地球温暖化の加速への関係が懸念されるプラスチック問題は、世界的な課題です。日本でも、今年4月から“プラスチックに係る資源循環の促進等に関する法律”が施行されるなど、対策が進められています。

沖縄県では、問題の解決に向け「プラスチック問題に関する万国津梁会議」を設置しました。この会議で作成する知事への提言のタイトルとして、印象的で効果的な「キャッチフレーズ」を募集しています。沖縄県民全体でプラスチック問題を考え、行動のきっかけとなるキャッチフレーズを。

併せて、プラスチック問題解決ためのアイデアも募っています。こちらは、同会議での議論や沖縄県でのプラスチック対策の取り組みの際に活用されます。

「ちゅら島沖縄」の危機

自然が豊かな沖縄でも、プラスチック問題は深刻です。沖縄のプラスチック問題の特徴を挙げてみましょう。

・漂着するプラスチックごみの影響を大きく受ける

・河川が短く、陸上のプラスチックごみが雨風で海に流されやすい

・リサイクルできず焼却されるプラスチックごみが多い

・ごみ処理やリサイクルの施設が限られている

・離島ではごみの輸送コストが大きな負担となっている

他の地域よりプラスチックごみの影響を強く受けていることがうかがえます。けれども、自然と共生し、伝統的な知恵が受け継がれている沖縄だからこその道すじもあるはずです。解決に向け、沖縄がめざすべきビジョンとして次のような方向性が示されています。

・プラ対策の先進地として日本をリードする

・島しょ型の循環社会を実現する

応募のヒントを紹介

募集要項によると、キャッチフレーズとアイデアで共通して求めるのは「プラスチック問題解決」や「資源循環」です。

その上で、キャッチフレーズは「沖縄らしさ(方言、文化等)が取り入れられていることが望ましい」とあります。「アキサミヨ」や「アゲ」、「ナンクルナイサ」など、親しみのわく言葉を入れてみては。テレビで放送中の沖縄を舞台にした朝ドラがヒントになるかも?

次に、アイデア。沖縄県では、面積に対するプラスチックごみの量が大きな悩みです。これをぐんと減らせるアイデアならよいかもしれません。

一度でも沖縄の自然に触れたら、きっと虜になるでしょう。かくいう私も、その1人。水中メガネ越しの海の色、湿気を帯びた木々の匂い、大声で鳴く小さなセミ……。未来に残せるよう、プラスチック問題に向き合うところから始めます。

「ちゅら島沖縄」を救う方法を一緒に考えませんか?

プラスチック問題解決のためのキャッチフレーズ及びアイディア募集

●賞:キャッチフレーズ部門 最優秀賞1点=商品券2万円分

●締切:2022年8月1日(月)

本川かや

公募情報ライター。特に注目しているのは、文芸とアート系。作品や取材先の方の言葉に胸震わせながら執筆している。藤井風さん、落語家の柳家緑太さんが好き。

出典:https://www.pref.okinawa.jp/site/kankyo/seibi/plastic.html

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