第57弾「第9回せんねん灸シールアート展」やってみた♪
先日公募をチェックしていたら、お灸の台座のシールを使った作品を募集しているコンテストを見つけました。以前からお灸で癒されてみたいな……と考えていたのでこれはいい機会かも。お灸でリラックスした後は、作品を作って楽しんじゃおう!
ということで、第57回目に挑戦するのはセネファ株式会社が開催する「第9回せんねん灸シールアート展」です♪
台紙の裏のシールを使っていれば自由なテーマで作品を作ることができるので、コンテスト難易度は星★★☆☆☆です。
応募内容
せんねん灸商品の台座の裏のシールを使ったオリジナルアートを募集しているこちらのコンテスト。縦23cm、横14cmのサイズで制作してください。せんねん灸オリジナルカレンダーについている応募台紙や、コンテストHPにある応募台紙をダウンロードしたものを使用することもできます。
対象となるお灸シールは、①火を使うお灸、②香りがえらべるお灸、③煙のでないお灸、④火を使わないお灸の4タイプです。コンテストHPに商品の詳しい情報が掲載されているので、制作の前に必ずご確認ください。
応募は郵送のみ。締め切りは2022年6月30日(木)消印有効。
材料
りんごの香りが配合されたお灸や、にんにく成分を巻き込んだお灸など、たくさんの種類があってとても迷いましたが、今回は「火を使わないお灸 太陽」をチョイス。火を使わずに貼ったまま外出もできる点が手軽でいいなと思いました。
お灸以外に用意した材料は、①画用紙、②応募台紙、③ビーズ、④リボン(2種)、⑤両面テープ、⑥和紙、⑦不織布、⑧ワイヤーです。
1. お灸を使ってみよう!
作り始める前に、まずは「火を使わないお灸 太陽」を使ってみましょう。使い方はとっても簡単! 表のシールと裏のシールをはがして患部に貼るだけ。
香山は最近肌荒れが気になっているので、肌トラブルに必須のツボで腕にある「曲池(きょくち)」に貼ってみました。じんわりと温かくて気持ちいい~♪
忘れてはならないのが、はがした裏のシール。これが今回の材料になります。うっかり捨てないように、大切にとっておきましょう。
裏のシールは表面がツルツルとしていて光沢があり、ワイヤーを通せそうな小さな穴がいくつも空いています。厚みが適度にあるため、立体的なものも作れそう。もうすぐ父の日ですし、黄色いバラの花束を作ってみようかな。
2. 応募台紙を補強しよう!
募集要項に「応募台紙は、補強してお使いください」と書かれているので、画用紙で補強したいと思います。応募台紙のフレームの大きさに合わせて画用紙を切りましょう。
白地だとシンプルなので、水色の和紙をのりで画用紙に貼ります。シワにならないように慎重に貼りましょう。
和紙を貼った画用紙を応募台紙に貼りつけます。これで応募台紙が丈夫になりましたね。
3. バラを作ろう!
ワイヤーにビーズを1つ通して、先をねじります。ワイヤーが少しかたかったのでラジオペンチを使ったら、きれいにねじれました。
ここで裏のシールの出番です! 中心の穴にワイヤーを刺して、ビーズのところまで通しましょう。
穴2つ分までハサミで十字の切り込みを入れます。(赤い線の部分)
均等に空いている穴が目安になって、制作しやすいです。
切り込みを入れた端の部分に、指で丸みをつけます。丸みが戻らないように、しっかりと形をつけましょう。
ぐるりと順番に、内側へ折りたたんでいきます。
あと3枚分、同じように作業しましょう。裏のシールが花びらのように重なって、バラっぽくなってきましたね。
形がくずれないように、仕上げとして裏のシールとワイヤーの境目に接着剤を少しつけます。
全部で6本作りました。1本につき4枚使ったので、使った裏のシールは計24枚です。
4. 花束にしよう!
作ったバラを花束にしていきましょう。ワイヤーの形を変えながら、バラの向きを調節。広がり過ぎたり変な方角を向いたりしてしまい、意外と難しいです……汗。
不織布でバラを包みます。なんだかお花屋さんになった気分♪
リボンをつけたら花束のできあがり。後ろに両面テープをつけて応募台紙に貼りましょう。
右上にもう1種類のリボンを貼ります。
5. 表のシールも使ってみよう!
表のシールを使う必要はないのですが、せっかくなのでデコレーションの材料に利用してみましょう。裏のシールと違って、感触はアルミホイルに似ています。折り畳んで花びらを作ってみようかな?
全部折れたら、両面テープで1枚1枚応募台紙に貼りつけていきます。
☆完成☆
お灸の花束の完成です。上品できれいなバラ! 台座の裏のシールを使ったとは思えないクオリティにできました。表のシールはキラキラしていて、作品をより華やかにしていますね。表のシールも捨てずに残しておいてよかったです。
素敵な作品ができたので、今回の香山的完成度は星★★★★★です! さっそく応募の準備をしましょう。
今回のポイント&感想
今回のポイントは「裏のシールの形状と質感」です。香山が使った「火を使わないお灸 太陽」の裏のシールは、無数の小さな穴や光沢などが特徴的で、バラを作るのにぴったりでした。対象となる商品の裏のシールには、ドーナツのような形をしたものや円がつながった形のものなどもあります。ぜひ、お持ちの裏のシールの形状や質感を活かした作品づくりをしてみてくださいね!
制作にかかった時間は約3時間です。普通は捨ててしまう裏のシールで何ができるのだろうと悩んでしまい、制作時間のうち30~40分は裏のシールとずっとにらめっこしていました。バラを作ろうとひらめいてからは作業がとても楽しく、あっという間にできました。裏のシールが素敵な作品になって感動! 今度はもっとたくさんためておいて、大作にも挑戦してみたいです。
コンテスト受賞者には、お灸のふるさとである滋賀県の特産品を贈呈! 日本三大和牛の1つ近江牛の味噌漬けや、22種類の野菜・果物から作られている万能調理みそ「とりやさいみそ」などがプレゼントされます。受賞作品は主催者HPの他、せんねん灸便りvol.20 11月末の「せんねん灸シールアート展」で発表予定。オリジナリティあふれる作品を応募しましょう!
香山衣美
ライター。公募の入選回数は400回以上。得意分野は川柳や短いエッセイだが、最近はアートや料理公募でも入選している。直近では、「世界を変えるキャッチコピー大賞」で大賞受賞、「こっぱっぱ大賞」で入賞。
出典: https://www.sennenq.co.jp/seal-art/
コンテストの趣旨がより明確に伝わるよう、公式サイトの画像を一部引用させていただくケースがございます。掲載をご希望でない場合は、お問い合わせフォームよりお申し付けください。