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モッタイナイからはじめよう「令和4年度食品ロス削減月間ポスターデザイン募集」

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公募ニュース

まだ食べられるのに捨てられてしまう食品のことを「食品ロス」といいます。SDGsやサステナブルな社会を目指すうえで重要な課題のひとつであり、各省庁も食品ロス削減月間を中心にさまざまな取り組みをおこなってきました。そんななか、消費者庁がポスターデザインの一般公募を開始しました。「他人ごとではなく、自分ごと」としてすべての人に関心をもってもらうため、今回初の試みです。締切は2022年6月17日。ポスター採用者には、QUOカード10万円分が贈られます。

「てまえどり」からはじめよう!

スーパーマーケットで牛乳を買うときは、消費期限が長いものを選び、安い野菜を衝動買いしては食べきれず廃棄。実はこれ、かつての私です。まさに「食品ロス」常習犯ですね。でもある時、気づいたのです。「みんなが棚の奥のものばかり買っていたら、手前のものが売れ残ってしまう。つまり廃棄されるってこと!」「せっかく安い野菜を買ったのに捨てていたら、全然おトクじゃない! ゴミも増える」。以来、商品を手前から選ぶ「てまえどり」はあたりまえになり、食材は使う分だけ購入することを心がけるようになりました。

※「てまえどり」とは……食品を購入するときに,商品棚の奥からではなく、手前の商品(消費期限・賞味期限の近い食品)から取り、購入する消費行動。店舗で期限切れにより廃棄される食品を減らすことで、食品ロス削減につながります。

 

食べられるのに捨てられている食品は年間570万トン(令和元年度推計)。日本人1人あたりで計算すると、お茶碗毎日1杯分だそうです。このままでは、ゴミ処分でたくさんのエネルギーが使われ、地球温暖化がますます進行。食料危機も深刻化してしまいます。

とはいえ、「日々の暮らしに精いっぱいで、未来のことまで考えられないよ」「具体的に、なにをすればいいの?」という人も少なくないでしょう。そんな人たちへ向けて、食品ロス解決の重要性と、わたしたちにできることを、わかりやすく伝えるアイデアを考えてみましょう。

本当の豊かさとは?

 

デザインのアイデアに迷ったら、冒頭と上記に掲載したPRポスターをぜひ参考にしてみてください。消費者庁WEBサイトには、食品ロスをわかりやすく解説している動画や、食材を有効活用するレシピなど情報もたくさん掲載されているので、こちらも役立ちますよ。プロの料理人直伝レシピは必見。おいしく楽しく、食品ロスを解決できそうです。

この公募は、子どもから大人まで誰でも参加できるので、家族や友人もまきこんで、みんなで食品ロスに取り組むきっかけにするのもおすすめ。ポスター採用をめざすのはもちろんですが、大量消費の流れから意識が変わりつつある今、本当の豊かさとは何か、わたしたちの暮らしにとって本当に大切なこととは何か、作品と向き合いながら新しいライフスタイルの夢も一緒に描いていきませんか?

 

令和4年度食品ロス削減月間ポスターデザイン募集

●賞:QUOカード10万円分

●締切:2022年6月17日(金)16時

さんたろう

公募情報ライター。旅が好き。この仕事の魅力は、知らなかった街の情報に出会えること。いつか、公募主催地ツアーをしてみたい。

出典:https://www.caa.go.jp/notice/entry/028362/

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