あの人と、甘〜い幸せシェアしたい。「アレルギー対応スイーツコンテスト」
第4回アレルギー対応スイーツコンテスト実行委員会と日本環境保健機構では「アレルギー対応スイーツコンテスト」のレシピを募集中です。プロ部門・一般部門・学生部門の決勝審査は、2022年8月27日東京製菓学校にて、実技審査とプレゼンテーション審査が行われます。締切は6月30日。食物アレルギーがある人もない人も、みんな笑顔になれるスイーツを!
みんながうれしいスイーツ
スイーツは好きですか。この記事の読者にも「大好き!」と答える方は多いのでは? そんなスイーツのほとんどに、卵・乳製品・小麦が含まれています。一方、日本では今、5人に1人が食物アレルギーを持っているそう。実は、この原因となる代表的な食材も、卵・乳製品・小麦なのです。言い換えると、日本人の5人に1人はほとんどのスイーツを食べられない……ということになります。
そこで、食物アレルギーのあるなしにかかわらず、誰もが食べられて笑顔になるスイーツを考えようというコンテストがこちら。自身がアレルギーでこれまでスイーツを食べることをあきらめていた人や、大切な人がアレルギーで一緒にスイーツ食べることができなかった人たちを、あなたのレシピで笑顔にしませんか?
おいしいさも、美しさも妥協なし!
「アレルギー対応レシピ」と聞くと、とにかくアレルギーの原因になる食材を使わないことに注力して、味や見た目は後回しなのではと思うかもしれません。しかし、本コンテストに集まるレシピは、おいしそうで、しかも美しいものがいっぱいです。
前回の入賞作品を見てみましょう。
●一般の部 1位作品
「おいしく作るにはどうしたらいいのか」と何度も何度も考えたという作品です。決勝審査で登場した実物は、思わず叫んでしまうほどおいしかったそう。
「エデン」
●学生の部 1位作品
秋をイメージしたタルト。サクサクのタルトとりんごのキャラメリゼが組み合わさった、ジューシーで深い味わいのスイーツです。
「Tarte d’automne(タルト・オトンヌ)」
●キッズ部門 優勝作品
イラストのみで気軽に応募できるキッズ部門に寄せられた作品です。クレープと4種類のフルーツが重なり、クリームたっぷりの贅沢なミルクレープ。作者の夢が詰まったスイーツなのかもしれませんね!
「夢のハッピーミルクレープ」
いかがでしたか? 本公募で取り上げているアレルギーだけでなく、ハラルやベジタリアンなど、現代では食の選択もさまざまです。それでも、食卓を囲み同じものを食べ、「おいしいね」と顔を見合わせる瞬間は、世界共通の幸せのはず。アレルギー対応レシピをはじめとした「おいしい」をシェアするアイデアは、世界中に幸せを届けてくれるのではないでしょうか。
本川かや
公募情報ライター。特に注目しているのは、文芸とアート系。作品や取材先の方の言葉に胸震わせながら執筆している。藤井風さん、落語家の柳家緑太さんが好き。
出典:https://usapen.info/sweetscontests/
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