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鳴教大1年生全員が7月21日に大塚国際美術館でフィールドワーク。美術館関係者も交えた発表会で事業提案のプレゼンを予定。

国立大学法人鳴門教育大学

大塚国際美術館でのフィールドワーク(2024年度の様子)

鳴門教育大学学校教育学部1年生全員が、7月21日(月・祝)、大塚国際美術館でフィールドワークを行います。
1年次必修科目「鳴教大生学びの第一歩:自己・他者・地域・世界の課題解決」の一部として実施されるものです。
フィールドワークを通じ、美術館の魅力・価値・課題に気付き、より発展・補完するための方法を検討し、そのプランをグループでまとめ、美術館関係者も交えた発表会で7月30日(水)にプレゼンテーションを行います。

- 大塚国際美術館でのフィールドワーク日時:2025年7月21日(月・祝)13:45~16:45場所:大塚国際美術館(https://o-museum.or.jp/

- 発表会日時:2025年7月30日(水)9:00~10:30場所:鳴門教育大学総合学生支援棟3階
※取材以外の学外の方は入れません。

フィールドワークの背景・ねらい

鳴門教育大学では、「主体的に学び、創造的に実践する教師」を輩出することを目指し、2023年度から、学校教育学部で新しいカリキュラムを編成し開設しています。

多様性や包摂性、個別最適化した教育の実現といった新カリキュラムの基本コンセプトを踏まえ、学校教育学部1年生がこれからの教師にとって必要な資質や能力を学ぶ科目「鳴教大生学びの第一歩:自己・他者・地域・世界の課題解決」(全16回、オムニバス形式)を開講しており、この授業の中で大塚国際美術館でのフィールドワークを行います。

この授業で学生は、「自己を知る」「他者を知り、共生社会を構想する」「地球規模の課題を知り、多面的思考と主体的な意思決定の力を身につける」「地域的課題を発見し、解決できる能力を身につける」等のトランスファラブルスキル(転用・応用可能なスキル)の学修を経て、第14・15回目の授業「地域文化財を体験し課題を見つける」で、大塚国際美術館でのフィールドワークに臨みます。

フィールドワークを通じた取組


フィールドワークに向けた事前準備(2024年度の様子)
事前準備学生は5~7人程度のグループに分かれます。
グループごとにフィールドワークにおけるテーマを設定し、現地に赴かなくてもできる範囲で、情報収集し、仮説を立てます。
併せて、フィールドワーク当日の限られた時間で、どのように調査を進めるか、調査方法も検討します。




大塚国際美術館でのフィールドワーク(2024年度の様子)
フィールドワーク実際に大塚国際美術館に訪問し、現地調査をします。
各グループ、事前に検討したテーマや調査方法に沿って、美術館を回ります。
事前準備段階で立てた仮説と、現地調査で分かったことのギャップなども踏まえ、美術館に提案できる内容をまとめます。




大塚国際美術館関係者も交えた発表会(2024年度の様子)
プレゼン(発表会)大塚国際美術館関係者も招いて、各グループが、美術館の一層の発展・補完に向けた事業提案プレゼンテーションをします。
参加者全員が、全グループのプレゼンを聞くことで、自分たちと違った視点やアプローチがあることにも気付くことができます。



大塚国際美術館関係者には、学生提案を真摯に受け止めていただいています。過去のフィールドワークを通じた学生提案を受けて、実際に通路の手すりがリニューアルされた例もあります。

大塚国際美術館

「大塚国際美術館」は、徳島県鳴門市にある日本最大級の常設展示スペース(延床面積29,412平方メートル )を有する「陶板名画美術館」です。
古代壁画から、世界26ヵ国、190余の美術館が所蔵する現代絵画まで至宝の西洋名画1,000余点が、特殊技術によってオリジナル作品と同じ大きさの陶板として複製されています。それらは美術書や教科書と違い、原画が持つ本来の美術的価値を真に味わうことができ、日本に居ながらにして世界の美術館が体験できます。
また、元来オリジナル作品は近年の環境汚染や地震、火災などからの退色劣化を免れないものですが、陶板名画は約2,000年以上にわたってそのままの色と姿で残るので、これからの文化財の記録保存のあり方に大いに貢献するものです。
このように「大塚国際美術館」は、技術はもとより構想においても世界初のそして唯一の美術館といえます。
国立大学法人鳴門教育大学
所在地:徳島県鳴門市鳴門町高島字中島748番地
連絡先:088-687-6000(代表)
    kohou@naruto-u.ac.jp
代表 :学長 佐古 秀一
URL :https://www.naruto-u.ac.jp/
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