5/23発売新刊『ゲームデザイナー 小島秀夫論』日本版解説は、『人の財布』、『かがみの特殊少年更生施設』などで話題のゲームクリエイター藤澤仁氏が寄稿!
「DEATH STRANDING 2」(6月26日発売)にむけて、小島秀夫の歩みと前作を、ゲーム研究者が論じた初めての本が刊行! 日本を代表するゲーム研究者、中川大地氏、吉田寛氏の推薦コメントも!

株式会社ディスクユニオン(千代田区/代表取締役:広畑雅彦)の出版部DU BOOKSは、2025年5月23日(金)に『ゲームデザイナー 小島秀夫論』(ハーツハイム・ブライアン・ヒカリ 著 武藤陽生 訳)を刊行します。
海外では日本のゲームについての研究が非常に盛んで、本書はゲーム研究で高く評価されているBloomsbury AcademicのGame Studies(UK)シリーズの一冊として刊行されました。いま世界的にも、文学、映画、アートと並び、ゲームについても、本格的な批評/研究の対象になりつつあります。
日本を代表するゲーム研究者も大推薦!
映画のミミクリ(模擬)から、ゲームでしか表現しえない世界体験の創出へ。
米日の戦後カルチャーを遊び心をもってリメディエートすることで、現代ゲームを新たな総合芸術へと昇華させたホモ・ルーデンスの哲人・小島秀夫の軌跡を、緻密な調査と国際基準のゲーム研究・批評の概念装置を結集して多面的に解析。日に日に崩壊してゆくパックス・アメリカーナの現実を、ゲームの側から逆照射していくだろう最新作『デス・ストランディング2』を受け止めるための知的準備としても、本書は最適なパラテクストとなってくれるはずだ。
──中川大地(評論家/編集者/ゲーム研究者)
商業ゲームに高度なテーマとメッセージを持ち込み、〈作家〉としてのペルソナを自覚的に築き上げてきた小島秀夫。その「プログレッシブ」なゲームデザインを、社会批評的な物語、ミクストメディアの美学、テーマに沿ったルールに基づくシステム、再帰性(メタ性)という四つの側面から分析し、その独特なデザインセンス、ビジョン、哲学を解明する。『スナッチャー』から『ポリスノーツ』を経て『ときめきメモリアル』へ。そして『メタルギアソリッド』から最新作『デス・ストランディング』へ。日米を往還するゲーム研究者ブライアンにいざなわれて、新たな小島秀夫を発見せよ!――吉田寛(東京大学文学部教授、『デジタルゲーム研究』著者)
著者インタヴュー(東京在中、通訳不要)、ラジオ出演など大歓迎!
ハーツハイム・ブライアン・ヒカリ
2015年カリフォルニア大学ロサンゼルス校にて博士号( メディア・映画研究)取得。早稲田大学国際学術院准教授。研究分野はメディア産業論、ゲームやアニメの理論と歴史。
《書誌情報》
書名:ゲームデザイナー 小島秀夫論
副題:世界のゲーム市場を熱狂させた革新性―― MSX2版『メタルギア』から『DEATH STRANDING』まで
原題:HIDEO KOJIMA:Progressive Game Design from Metal Gear to Death Stranding
著者:ハーツハイム・ブライアン・ヒカリ
訳者:武藤陽生
ブックデザイン:小野英作
判型:四六変型・並製・392ページ
定価:本体2,500円+税
ISBN:978-4-86647-223-2
発売予定:2025年5月23日(金)
発売元:株式会社ディスクユニオン
発行元:DU BOOKS
商品紹介ページ:https://diskunion.net/dubooks/ct/detail/DUBK379
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