リサイクル率16回日本一の町、鹿児島県大崎町で始まるプログラム「CIRCULAR VILLAGE DESIGNING」関連トークイベント開催のお知らせ
地域 × 企業 × デザイナーが共創する、循環型社会の未来へ~循環のまちはなぜこのタイミングでデザインを取り入れるのか?~

リサイクル率日本一16回を誇る鹿児島県・大崎町から、循環型社会の未来を地域とともにデザインする実践型プログラム「CIRCULAR VILLAGE DESIGNING」が、2025年度より始動します。
その始動に先がけ、地域社会におけるデザインの可能性をひらく発表イベントを、2025年5月29日(木)@ POTLUCK YAESUにて開催します。
イベントの前半では、「地域×デザイン」「循環×社会」をテーマに、各地でクリエイターとともに地域の新たな風景をつくり続けている実践者たちをゲストに迎え、これからの地域づくりのヒントとなる視点を探ります。後半では、地域・企業・クリエイターが共創する新プログラム「CIRCULAR VILLAGE DESIGNING」の構想を発表します。
「循環」と「共創」をキーワードに、地域の未来に向けた新しいデザインのあり方を、ともに考える一日。ぜひご参加ください。
■ イベント概要
日時:2025年5月29日(木)14:45開場 / 15:00開演 / 17:00終了予定
会場:POTLUCK YAESU(ポットラック ヤエス)|https://www.potluck-yaesu.com
場所:東京ミッドタウン八重洲5F 東京都中央区八重洲2丁目2−1
参加対象:企業担当者、クリエイティブ業界関係者、メディア関係者など
主催:大崎町SDGs推進協議会 企画・運営 合作株式会社 KESIKI INC.
■ プログラム構成
第1部
セッション1.「地域×デザイン」の可能性 ― 野沢温泉・男鹿・旭川の事例から
登壇者: 石田 遼さん(NEW LOCAL)、石川俊祐(KESIKI)
モデレーター: 合作株式会社
都市的な思考やスピード感が地方に持ち込まれる今、地域の幸福や共感とビジネスの論理はどう折り合えるのでしょうか。このセッションでは、野沢温泉、男鹿、旭川などで実践を重ねてきたゲストを迎え、ローカルとクリエイティブの交差点にある「デザインの本質」を探ります。表層的なブランディングにとどまらず、地域に深く入り、住民と関係を結びながら生まれたプロジェクトのプロセスをもとに、住民に寄り添うデザインのあり方、そして“成功する地域デザイン”と“失敗する地域デザイン”の違いについて考察。地域の未来をひらくデザインの可能性を、参加者と共に探ります。
セッション2.「循環をデザインする」― 鹿児島・大崎町の挑戦
登壇者: ユニ・チャーム株式会社、齊藤智彦(大崎町SDGs推進協議会/合作)
モデレーター: 九法崇雄(KESIKI)
日本一のリサイクル率を誇る鹿児島県・大崎町は、20年以上にわたり住民主体で循環型社会の実装を進めてきた町です。本セッションでは、大崎町・志布志市との連携で使用済み紙パンツの水平リサイクルに取り組んでいるユニ・チャーム、そして大崎町に拠点を持ち、地域循環文化の共創に取り組む、大崎町SDGs推進協議会の事務局を務めるスタートアップ・合作の二者を招き、現場の実践から循環の未来を考えます。「社会貢献」や「地域支援」といった枠を超え、企業が地域と深く関わる意味とは何か。そしてその関係性において、デザインが果たし得る役割とは何か。制度や仕組みにとどまらず、“文化としての循環”を育てていく視点から、地域の未来を描きます。
第2部
1.『CIRCULAR VILLAGE DESIGNING』内容発表
地域・企業・クリエイターが共に取り組む新しい地域共創プログラム「CIRCULAR VILLAGE DESIGNING」のプランを発表。循環型社会の実装に向けた実践的アプローチと今後の展望を紹介します。
登壇者: 齊藤智彦(大崎町SDGs推進協議会/合作)、大貫冬斗(KESIKI)、九法崇雄(KESIKI)
2.ネットワーキング
参加者同士の交流を通じた新たなコラボレーション機会の創出
※プログラムは都合により変更になる場合がありますので予めご了承ください。
■ 参加申し込み
参加をご希望の方は、以下のフォームより事前登録をお願いいたします。
https://peatix.com/event/4388598/view
※情報が最新となるように更新してまいりますので、詳細はこちらからもチェックをお願いします。
■ お問い合わせ先
本イベントに関するお問い合わせは、以下の連絡先までお願いいたします。
E-mail: [お問い合わせ用メールアドレス]
m.onodera@gassaku.co.jp(イベント担当:小野寺)
皆様のご参加を心よりお待ちしております。

「CIRCULAR VILLAGE DESIGNING」は、資源リサイクル率日本一の町である鹿児島県大崎町を舞台に、循環型社会の未来をデザインする実践型プログラムです。カルチャーデザインファームのKESIKIがプログラムディレクターを務め、本年度秋のスタートを予定しています。
町の人たちの暮らしを軸に、生活者の目線で未来につながる機会を描く。住民やクリエイター、企業とともに、アイデアの発想にとどまらず、具体的な形をつくる。専門家や実践者によるフィールドワークやワークショップなどを通じ、町の中の景色や住民のより良い暮らしをデザインします。
大崎町は「リサイクルの町から世界の未来をつくる町へ」というビジョンを掲げ、さまざまなプロジェクトに取り組んできました。DESIGNINGの「ING」には、地域の人たちと共に、私たちの住む地球の未来を考え、つくり続けていきたいという思いを込めています。
■登壇者紹介

石田遼(株式会社NEWLOCAL 代表取締役)
1986年東京生まれ。建築設計、経営コンサルタント、不動産IoTスタートアップと様々な立場からまちづくりに関わる。2022年 株式会社NEWLOCAL創業。「地域からハッピーシナリオを共に」をミッションに日本各地で不動産開発を中心としたまちづくりを行い、人口減少社会における持続可能な地域モデルの実現を目指す。現在は長野県野沢温泉村・御代田町、秋田県男鹿町、京都府丹後地域、石川県小松市で展開中。半分は東京、半分は各地を飛び回る生活。
●株式会社NEWLOCAL
公式ウェブサイト https://www.newlocal.co.jp/
note https://note.com/ryo14da
Spotify https://open.spotify.com/show/6SYGOKwKG3RZx6eX7JhYqL
●ユニ・チャーム株式会社
公式ウェブサイト https://www.unicharm.co.jp/ja/home.html
大崎町関連の取り組み
『RefF(リーフ)』ブランドサイト
https://www.unicharm.co.jp/ja/csr-eco/reff.html
ユニ・チャーム 紙おむつの未来を考えるnote
https://note.com/unicharm_reff

石川 俊祐(代表取締役 Chief Design Officer)
ロンドン芸術大学連合 Central St. Martins卒業。パナソニックデザイン社、英国のデザインファームPDDなどを経て、IDEO Tokyoの設立に従事。2019年、KESIKI設立。大学や企業、経済産業省などと協力し日本におけるデザイン思考の導入と浸透に携わる。多摩美術大学クリエイティブリーダーシップ特任教授・プログラムディレクター/北海道旭川市チーフデザインプロデューサー。著書に、日本人の創造性を説いた「HELLO, DESIGN 日本人とデザイン」がある。

九法 崇雄(代表取締役 Chief Narrative Officer)
一橋大学商学部卒。NTTコミュニケーションズを経て編集者に。「PRESIDENT」副編集長、「Forbes JAPAN」編集次長兼ウェブ編集長などを務める。2019年、KESIKI設立。企業や官公庁のありたい姿を描くパーパスやナラティブ策定を通じたカルチャー変革、ブランディングなどのプロジェクトを主導する。鹿児島市で生まれ、小学生時代を大崎町に隣接する鹿屋市で過ごす。

大貫 冬斗(Director, Org/Business Design)
早稲田大学卒。コーネル大学ジョンソン経営大学院修了。ホスピタリティ業界における事業開発・再生の経験を持つ。2019年、創業メンバーとしてKESIKIに参画。組織文化デザインとプロダクト・サービスデザインを両輪でリードしながら、企業や行政の変革に伴走している。多摩美術大学クリエイティブリーダーシッププログラムの開発に携わり、現在は特任講師を務める。

齊藤 智彦 (大崎町SDGs推進協議会 / 合作株式会社 代表取締役)
中国北京の中央美術学院にて彫刻を専攻。国内外で創造性と社会・地域の関係をテーマに活動を展開。
2019年総務省地域おこし企業人交流プログラムにて、鹿児島県大崎町役場に出向。公民連携・SDGsを推進する政策補佐監に就任。
2020年大崎町に合作株式会社を設立。翌年には大崎町・民間企業とともにサーキュラーヴィレッジ大崎町を推進する、大崎町SDGs推進協議会を設立・参画。協議会の専務理事(業務執行責任者)として、第一フェーズ3カ年の事業を牽引。現在は本事業の担当を務める。
■KESIKI について
「やさしさがめぐる経済をデザインする」ことをミッションに、2019年11月に設立したカルチャーデザインファーム。中央官庁から大企業、中小企業、地方自治体などと共に、多様なバックグラウンドを持ったメンバーがデザインアプローチを用いて、社会の課題解決や価値創造を行っています。
KESIKI公式ウェブサイト https://kesiki.jp/
KESIKI公式ブログ https://note.com/kesikijp
KESIKIフェイスブックページ https://www.facebook.com/KESIKI-110182390642012
■一般社団法人大崎町SDGs推進協議会 概要
一般社団法人大崎町SDGs推進協議会は、20年以上、大崎町がつみかさねてきたリサイクルの取り組みを土台に、循環型のまちづくりを、より多面的に展開するため、多様な主体がパートナーシップを組み、2021年4月に設立されました。それぞれのステークホルダーが強みを生かすことで、一つの自治体だけでは成し得ないさまざまな課題の解決に、責任をもって取り組んでいきます。
所 在 地 :鹿児島県曽於郡大崎町菱田1441 ジャパンアスリートトレーニングセンター大隅 管理棟2F
代 表 者:千歳史郎(代表理事)
事業内容 : 12年連続を含む合計16回リサイクル率日本一を獲得した大崎町を舞台に、多様なパートナーと協働して研究開発・人材育成・情報発信などに取り組み、サーキュラーエコノミーと言われる「循環型のまちづくり」を推進する。
設 立:2021年4月
U R L:https://osakini.org/
■鹿児島県大崎町とは
大崎町は広大なシラス台地が広がる自然豊かな大隅半島に位置し、自治体としてこれまで12年連続を含む、合計16回リサイクル率日本一を達成し、「ジャパンSDGsアワード」内閣官房長官賞を受賞するなど、環境問題への取り組みは「大崎リサイクルシステム」として世界的に評価されています。また、温暖な気候と溢れる湧水で育む農畜産物は、生産量も国内最大級ながら、高い品質を求め常に挑戦し続けています。
URL:https://www.town.kagoshima-osaki.lg.jp/
大崎町の企業版ふるさと納税に関して
https://www.town.kagoshima-osaki.lg.jp/ke_kikaku/kigyoubannhurusatonouzei.html
大崎町SDGs推進事業に関して
https://www.town.kagoshima-osaki.lg.jp/ke_kikaku/sdgs.html
<本プレスリリースに関するお問い合わせ>
一般社団法人大崎町SDGs推進協議会
Tel: 099-478-1487/Mail: pr@osakini.org
担当者:大保
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