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全国でも例を見ない“美術博物館”が東京都足立区に誕生!足立区立郷土博物館4月26日リニューアルオープン!

足立区
 民具や歴史資料等を中心に展示し、地域の方々に親しまれてきた博物館が、貴重な美術品を常設で展示する美術博物館として生まれ変わります!



 足立区立郷土博物館(東京都足立区大谷田5-20-1。以下、郷土博物館。)は1986年に開設され、民具や歴史資料等を中心に展示する「郷土資料館」として、地域の方々に親しまれてきました。
 2009年に足立区千住地域で琳派絵師・村越向栄の作品が発見されて以降、郷土博物館に区内各地から美術資料の情報が次々と寄せられるようになり、足立区制80周年(2012年)を契機に文化遺産調査を開始。足立区内の旧家を訪ねる中で、谷文晁や酒井抱一といった江戸の文人たちとの交流の記録や、価値ある美術品が数多く確認されました。本調査に関わった専門家からは「美と知性の宝庫 足立」と評され、これまで期間限定の特別展示で美術品を紹介してきました。

過去に実施した特別展示のポスター









2009年に発見された村越向栄「十二カ月花卉図屏風」(1906年頃、足立区立郷土博物館蔵)

 価値ある美術品が次々と発見されたことで、貴重な資料をより適切に保管・展示していくため、大規模改修を決定。2年4か月の改修期間を経て、常設で美術品を展示できる“美術館”としての要素も併せ持つ全国でも例のない「美術博物館」として生まれ変わります。

美術資料の展示には適切な温度・湿度管理が欠かせないことから、美術館仕様の「エアタイトケース」を導入

■展示のポイントは、「暮らしに根付いた美術」!
 江戸時代、千住地域は、陸運と水運の結節点として江戸四宿の中でも最大規模の宿場町として繁栄。豊かな経済力と高い教養を持った商人たちが、江戸の文人と交流することで千住特有の文化を形成してきました。こうした芸術家と親しく交流する文化は明治時代以降も続き、人々は日常の暮らしの中で美術を楽しんできたのです。
 今回新設される美術品の常設展示スペースでは、こうした経緯を美術作品とともに紹介。季節に合わせて展示替えをすることで、1年を通して何度も楽しむことができます。


■オープンに伴い特別企画展を開催!オトクなキャンペーンも!
 今回のリニューアルオープンを記念して、「千住・足立の文化遺産展 前期 香りたつ琳派の美」を開催します。日本で最も権威のある美術雑誌『國華』で特集された「千住・足立の文化遺産」(2023年5月20日発行)の内容をもとに構成した企画展で、初披露となる村越向栄作の屏風をはじめ、足立区に根付いた琳派絵師たちの華やかな作品を紹介します。
また、リニューアルオープンを記念して3つのキャンペーンを実施します。
 1.ゴールデンウィーク中の入館料無料(休館日の4月28日(月)を除く)
 2.4月26日(土)・27日(日)にワークショップ等のミニイベントを開催
 3.プレゼントが貰える館内クイズラリーを開催(4月26日(土)~5月6日(火))



特別展示で初お披露目する、村越向栄「四季草花図屏風」(明治時代)

生まれ変わった足立区立郷土博物館に、ぜひご来館ください。

【URL】
足立区立郷土博物館(https://www.city.adachi.tokyo.jp/hakubutsukan/index.html
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