マッピー?ワルキューレ?ナムコのゲームで公式2次創作
ナムコの創業者で、「パックマン」などの生みの親として世界中で知られる中村雅哉さんが、今月22日に亡くなっていたことが、本日1月30日に発表されました。つつしんで哀悼の意を表します
昔なつかしいゲームの「パックマン」や「ゼビウス」などのキャラクターやストーリ、世界観をもとにした『レトロゲーム小説大賞』の作品を募集しています。株式会社バンダイナムコエンターテインメントがゲームの著作権を開放して、2次創作を楽しんでもらおうと企画されました。受賞作は謎ときゲーム化。飲食スペースと体験型ゲームイベントが楽しめる「なぞともCafe」にて、プレイ可能になります!
審査にはゲーム通で知られ、『ゲームセンターCX』の番組も人気な「よゐこ」の有野晋哉さんが参加!有野賞は賞金5万円のほかに、ひとつ「お願いごと」ができる権利が得られます。
小説に使えるのは以下の21作品!スマホ・PCなどでプレイできる体験版もあります。ナムコ黄金期の懐かしい名作を自由にアレンジした小説を送ってください。
アクション系
『パックマン』(1980年)
ゴーストをかわしながら、ステージにちらばったクッキーをたべつくしていくゲーム。スコアを上げる「スコアアタック」がゲームの醍醐味。モンスターは4種類、赤は粘着タイプ、ピンクは頭脳タイプ、水色は気まぐれタイプ、オレンジは好き勝手タイプ。
※体験版あり http://open.channel.or.jp/maker/dena/pacman/main.html
『ディグダグ』(1982年)
シンプルな画面にポップな音楽。主人公・ディグダグは地面の下を縦横無尽に自由に動き回ります。モリや岩を使って敵たちを倒したり追い出したりしてラウンドをクリアしていくゲーム。
『マッピー』(1983年)
主人公はねずみの警官マッピー、マイクロマウス大会のロボットに由来してつくられたキャラクターでトランポリンやパワードアを使って泥棒猫ニャームコとその手下たちを避けながら盗品の数々を取り返していくゲーム。
※体験版あり http://open.channel.or.jp/maker/dena/mappy/main.html
『ドルアーガの塔』(1984年)
神から勇気を力に変える黄金の鎧を与えられた主人公のギルが、悪魔ドルアーガの住まう60階建ての塔の迷路をすすみ、敵を倒し、最上階に囚われている恋人で巫女のカイを救出するゲーム。塔は池袋サンシャイン60をモデルにしている。
※体験版あり http://open.channel.or.jp/maker/dena/druaga/main.html
『ドラゴンバスター』(1985年)
ひとり放浪の旅にでていたローレンス王国の青年、クロービスが主人公。神の国から追放されたドラゴンが美しい国を乗っ取ろうと王女セリアを人質に。彼女を助け出すため剣と魔術でドラゴンを倒すまでの冒険物語。
『源平討魔伝』(1986年)
復讐に立ち上がった平景清が、壇ノ浦(だんのうら)から鎌倉を目指し源頼朝を攻め討つ物語。武器は日本刀、近松門左衛門の人形浄瑠璃「出世景清」をモチーフに色彩鮮やかな和の世界観を表現している。
『ワルキューレの冒険』(1986年)
無限のいのちを持つ人々が住むマーベランド。封印されていた悪の化身ゾウナの復活で、マーベルランドに再び暗黒の時代が訪れてしまう。神の子ワルキューレが、時の鍵を探し出し、再び平和を取り戻す物語。
『妖怪道中記』(1987年)
いつも村の人に悪さばかりしている少年「たろすけ」、エンマ様の裁きを受けるべく地獄巡りをする物語。道中の行動によってエンディングが変わる仕組み。ステージは「地獄入口」「苦行の道」「幽海」「裁きの谷」「輪廻界」の5つ。
『ワンダーモモ』(1987年)
神田桃子というアイドルが主演の舞台、『ワンダーモモ』、短いスカートでキックを炸裂、悪の怪人軍団ワルデモンを倒す。「第1話:恐怖! 怪人軍団」「第2話:吸血フラワーの謎」「第3話:狙われた女学生」「第4話:変身! 最終決戦」と4つの構成になっている。
『ワギャンランド』(1989年)
恐竜とロボットが混ざったような緑色の不思議な生物「ワギャン」がマッドサイエンティストの「Dr.デビル」に征服された「ワギャンランド」を取り戻すため戦う。ボスキャラクターと「しりとり」や「神経衰弱」などミニゲームで対戦。
『ミスタードリラー』(1999年)
地中で大発生した色で分けられたブロックをひらすら掘って、地底にあるゴールを目指すゲーム。主人公の名は「ホリ・ススム」。同じ色のブロックが4つ以上くっつくと消滅するパズル的要素もあり。
『塊魂』(2004年)
大コスモの王様が星空を壊してしまった!星空を再生させようと、息子の王子が、近くにあるものすべてを雪だるま式にひとまとまりに塊(カタマリ)にしていき、それを浮かべて、星にするゲーム。ビルでも橋でも島であらゆるものを巻き込んでいく様子が圧巻。
シューティング系
『ギャラクシアン』(1979年)
銀河系の住人である人類が、エイリアンと戦うゲーム。なめらかに落下して攻撃してくるエイリアン、こちらからの弾が外れればまた元の列に戻っていき上空に並んでいるすべての敵を倒せば、クリア。
『ギャラガ』(1981年)
宇宙での戦いをイメージしたゲーム。1979年に発売された『ギャラクシアン』の後継ぎとして登場。蛾をモチーフにした敵が華麗な舞で襲ってくる。2連射が可能になり性能がUP!
『ゼビウス』(1983年)
自然を舞台としたステージで、銀色の戦闘機ソルバルウに載って、ゼビウス軍を討つゲーム。物語の背景は西暦2000年、ゼビ文字と呼ばれる5本の線で表現された文字があり架空言語として存在。
『スカイキッド』(1985年)
若き飛行機乗りのレッドとバロンが、鳥たちの国「バードランド」にせめてきた黒い軍団「メカズキン」をやっつけるために爆弾や機銃を使って、空中戦を繰り広げる。2人同時に操作できるのもポイント
『スターラスター』(1985年)
暗黒惑星バッツーラと銀河連邦軍が戦う宇宙戦争ゲーム。実際に戦闘機「ガイア」に乗り込んで操縦しているような視点、暗黒惑星にたどり着くと音楽がなりはじめ、臨場感ある場面は迫力あり。
『バトルシティ』(1985年)
戦車(マイタンク)を操縦して、決められた敵の戦車を攻撃して司令部を守るのが目的のゲーム。赤く点滅した敵を打つとパワーUPしたり、相手が止ったりと戦いに役立つ効果あり。
パズル系
『バベルの塔』(1986年)
バベルの塔には、美しい空中庭園があると信じられていて、考古学者であり冒険家でもある主人公のインディー・ボーグナインがL字型のブロックを使って階段を作り、敵を回避しながらフロアから脱出し、頂上を目指します。
『ことばのパズルもじぴったん』(2001年)
課題にあわせて、文字を1個ずつ選び「ことば」を作っていくゲーム。制限時間内に達成すればステージクリア、ステージごとに条件が変化。メインキャラクターは、ひっくりかえると文字になる「もじくん」、ステージBGMは「ふたりのもじぴったん」。
クイズ系
『子育てクイズマイエンジェル』(1997年)
赤ちゃんの親代わりになって大人になるまで育てるゲーム。クイズは選択式。正解率のよって養育費が溜まっていき、正解の数が規定に達するとステージクリア。イベント等もあり選んだ結果によって娘の人生が変化していく。
公募情報の詳細はこちら:https://www.koubo.co.jp/contest/literature/novel/027693.html
エブリスタ レトロゲーム小説大賞(2017年2月28日〆切)