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公募ガイド2023年春号の見どころをちょっと出し!

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雑誌見どころ

担当編集より

わたしたちが毎日使う「日本語」。当たり前にありすぎて気づけない、魅力や使い方がまだまだたくさんあります。創作活動だけでなく、日常生活にも役立つ日本語についてさまざまな視点から読んで・遊んで・使い倒していきましょう。

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  • 辞書編纂者

    飯間浩明 Iima Hiroaki

    変化してこそ言葉である

    普段言葉を用いて制作をする人のなかには「日本語の乱れ」に敏感な人も多いはず。

    「言葉は変わってこそ役目を果たせるということを考えの中心に据えると、いろいろなものが気にならなくなった」と語る飯間さん
    「間違った使い方」ではなく「新しい意味を使う人が増えたから両方覚えよう、そのほうが意思伝達が円滑になる」と捉えてほしいそう。

    辞書編纂者という立場から言葉の意味の変化についてどう考えていけばよいかを取材しました。

  • 日本語検定委員会審議委員

    上田まりえ Ueda Marie

    言葉はオシャレ、
    自己表現の手段

    今はだれでもSNSが使え、誰のチェックもなく発信できる時代。

    それゆえ明らかな誤字や誤用が人の目に入る機会も多く、広まってしまうスピードも非常に早いのが現実です。
    「 なりたい像を考えるとき、見た目に行きがちだが、言葉は一番手軽なツールであり、かなり印象を変えられる」と語っています。

    こうした時代とどう向き合えばよいか、日本語検定審議委員会委員の上田まりえさんに伺いました。

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  • 01

    日本語の正と誤

    言葉の意味は動画のようなもので、ある一瞬で止めて、「これが正解」と言っても、次の瞬間には意味が変わっているかもしれない。

    「国語に関する世論調査」によると、本来正しいとされていた意味よりも、新しい意味が広まっていることもざらにあるそう。

    文化庁の調査から2つの意味で用いられている言葉をまとめた。読み間違いや異字同訓の問題を掲載したコラムも必見!

  • 02

    日本語の韻律

    日本語の中には俳句や短歌、詩などの一文だけでリズムがいいものがある一方で、韻文でない散文にも心地よい文章はあります。

    ここではそんな日本語の韻律からリズムのよい文章を書くコツや、気持ちい言葉の条件に迫りました。

    読者投稿による気持ちい言葉ベスト10は、思わず何度も口に出してしまいたくなるものばかりです!

  • 03

    読者投稿企画2本立て!

    Koubo(旧公募ガイドONLINE)にて読者のみなさまから作品や回答を募集しました。

    1.日本語を遊び尽くす!!

    「嘘の語源」「回文っぽいのに回文じゃない言葉」「解釈によって別の意味にもとれてしまう文章」「慣用句っぽい言葉」「響きのいい言葉」「ネガティブな言葉をポジティブに書いた作品」の豪華5部門の応募作のなかから、編集部戎と黒田が選んだ作品をコメントと合わせてご紹介。思わずクスッとしてしまう回答が集まりました。

    2.あなたの日本語力はどのくらい?

    日本語検定1級の問題を解いていただき、その結果を大発表。

    普段から日本語を用いて創作している読者のみなさんの日本語力は果たして……⁉

    日本語検定について受験するメリットなどもご紹介しています。

公募ガイド 2023年春号
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