公募ガイド夏号見どころをちょっと出し!
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担当編集より
どんなものごとにも表裏があるように、知りつくしたと思っている公募の世界にもまだまだしらない側面がたくさんあるはず。
わかっていると思い込んでいても意外と抑えられていない応募時の規定や正しい書式などの「表」。
反対に、応募する側は知りたくても知ることができない、審査時のチェック項目や、審査員の本音などの「裏」。
公募のあらゆる面を知ることが目標達成の近道かも? 公募ガイド独自情報を大放出しちゃいます!
特集スペシャルインタビューは爆笑問題の太田光さんと直木賞マニアの川口則弘さんの爆笑対談。太田さん新刊「笑って人類!」の直木賞受賞の可能性について熱血討論していただきました!
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爆笑問題
太田光 Ota Hikari
芸能人であることが
邪魔になると痛感直木賞受賞の一番の目的は、実は「売りたいから」と話す太田さん。受賞への熱い思いを語ります。
有名人だから売れるだろうと普通は考えるが、芸能人という堅書きが邪魔になると痛感したという。1作目「マボロシの鳥」刊行時、「太田が出すぎている」と言われ、執筆時には自分を消すようになった今に至るまでのエピソードを語っていただきました。
また、その独自の批評眼から審査員を務めることも多い太田さん。どんな思いで審査をしているのかを赤裸々に語っていただいた審査の裏側も必見!
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直木賞マニア
川口則弘 Kawaguchi Norihiro
文春が勇気を出すかどうか
会社員として働きながら趣味で直木賞を研究している川口さん。
「ノミネートはあるかもしれないが、受賞は難しい」と率直な意見をぶつけます!
太田さんが「賞がほしい」と言っている空気のなかで、文春の選考委員がノミネートリストに残すかどうか。編集部内の好感度についてなど、マニアだからこそわかる選考の裏側を話していただきました。
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01
ジャンル別公募の鉄則
何度も応募しているから 、今さら知りたいことはない 。
そう思っていても初心忘るべからず。最低限押さえておきたい「求められる作品の基本」、「気を付けておきたいポイント」をジャンルごとにまとめました。人のふり見てわがふり直せ。主催者に聞いた「実際にあった残念な作品」の数々もぜひ参考に。
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02
結果からみるテーマ分析
「あの募集内容やテーマからなぜこの作品が生まれたのだろう?」ときになったことはありませんか。
今回は受賞作および受賞者への取材を通し、着想の得方や具体化のプロセスを結果から逆算!
今話題の「東急歌舞伎町タワー」の映像作品最優秀賞受賞者や、高血圧川柳・標語コンテスト、芥川龍之介「蜜柑」を描く展など多岐に渡るジャンルから考察しました。 -
03
審査の裏側をのぞく
公募の裏側といえば 、「審査」。
自身の作品がどのような審査の過程を経るのかを知ることで、作品づくりで気を付けなくてはいけない点が見えてくるかもしれません 。
実際に審査で使われた採点表をもとに、なかなか知ることができないプロセスをまとめました。 -
04
これで解決! 書式と字数
ワンランク上の応募を目指すのであれば書式の鉄則を理解しつつ、さらに理想形や読みやすさを追求することが大切。
デザイナーへの取材を通し、王道の書式を解明!
応募時に必ずといっていいほど出てくる、字数への疑問も回答します。
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本屋大賞2度受賞
凪良ゆう Nagira Yu
本屋大賞2度受賞
小説家高橋源一郎さんともう1人特別審査委員をお招きし、審査をおこなう季刊公募ガイド特別企画W選考委員版「小説でもどうぞ」。
第6回のゲスト選考委員は本屋大賞を2度受賞されている凪良ゆうさん。
受賞作『流浪の月』『汝、星のごとく』を参照しつつ、作家としての修業時代や創作法について伺いました。
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文藝賞受賞作家
中村航 Nakamura Ko
驚きがあり、小説化したいと
思わせるような作品を季刊公募ガイド新連載特別インタビュー!
新連載の選者は小説のみならず児童書や作詞など幅広い分野で活躍する中村航さん。物語をつくる際に必ず必要になる「プロット」。苦手意識のある人や、どうやって書けばいいのかよくわからない、という人も多いはず。
今回の新連載は、「プロットだけ」で面白く、実際の作品も読んでみたくなるような「プロットだけ」の作品を大募集。
オンラインで小説講座も開いている中村先生に、連載スタートにあたり、「書き方」についてのお話を伺いました。
公募ガイド 2023年夏号
- 種類
- 雑誌版
- 金額(税込)
- 780円
- 支払方法
- コンビニ, カード