入選確率アップ?! コンビニで簡単に印刷できる「ネットプリント」のススメ
小説やエッセイ、詩歌など、文芸ジャンルのコンテストに励むみなさん! 原稿用紙に手書きする人も多いと思いますが、最近ではインターネット上で作品を受けつけるケースや、手書き不可(パソコンなどで入力し、印刷した原稿のみ応募可)というコンテストも増えてきましたね。
公募のトレンドの変化から、パソコンやスマホ、タブレットで執筆する人が増えてきました。でも「自宅にプリンターがない」という人も多いのではないでしょうか? また、「インターネット経由で応募するなら、紙に印刷する必要はない」と思っていませんか?
実は、応募の前に印刷することで、入選確率をアップできるんです。今回は、応募の前の印刷をオススメする理由や、コンビニのネットプリントを活用する方法などを紹介。
プリンターがなくて、郵送応募のコンテストを諦めていた人は必見です。応募直前にプリンターが壊れてしまった場合にも役立つので、ぜひ一読を!
作品の質を高めるために、余裕をもって印刷を
なぜ、応募の前に余裕を持って印刷すべきなのでしょうか? 以下に理由をまとめました。
誤字脱字を見つけやすい
主催者が募集要項に「応募の前に誤字・脱字のチェックをしてください」と注意をうながすケースもあるほど、原稿には思いもよらないミスが発生するものです。もちろん、皆さん応募の前にチェックしていますよね? パソコンなどの画面上でチェックしている人も多いかもしれません。
しかし、画面上で確認するよりも、紙の上で確認する方がミスを発見しやすいのは事実。一説によると、光を発している画面と、光を反射している紙との違いから、情報を読み取る脳の認識が変わるそうです。
出版物の内容を確認する「校正作業」も、基本的には印刷した紙で正誤を照合しています。季刊『公募ガイド』もそうです。インターネット上で応募する作品でも、可能であれば一度は紙に印刷してチェックしましょう。
正しい様式で応募するため
印刷原稿を応募する場合には、一列の文字数や、一ページあたりの行数に指定がある場合がほとんどです。コンテストによって異なるので要注意。応募規定を外れると、場合によってはそれだけで審査対象外になります。
画面上では体裁が整ってみえていても、印刷するとズレている場合があるかもしれません。作品が完成する前でもいいので、最初のページだけでも印刷し、早めに応募規定を確認してみましょう。無事に印刷するまでは気が抜けません。