こんなにある! 童話・児童文学 締切5-8月 2024年版
子どもだけでなく、大人も親しむ童話や絵本。読書の楽しさを知ったり、生涯にわたって心の支えになったり、大切な思い出になったり……という人も多いかもしれません。
そんな絵本・童話作家になりたい人は、コンテストこそ最良の修業の場です。主催者には児童書の版元もありますので、プロデビューにつながることもあります。
今回は、毎年開催されている童話・児童文学系の賞を締切順にリストアップしてみました。早め早めの準備が入賞のコツ。応募したい公募のスケジュールを確認してみましょう。
〔ジャンル解説〕
童話 小学生向けの短いお話。
児童文学 小・中・高校生向けの児童小説、ヤングアダルト。
児童文庫 児童文庫レーベル主催の児童小説。
満を持して今年創設! 角野栄子あたらしい童話大賞
【童話】 ポプラ社が角野栄子さんを冠に2024年に創設した新しい童話賞。今までの童話のイメージにとらわれず、5~8歳の子どもたちを夢中にさせる作品を募集。文章のみの作品(4000字~8000字以内)のほか、イラスト等グラフィック表現を含む作品も可。賞金は50万円で、受賞者には担当編集者がつき、幼年向けの児童書の刊行を目指す。
実は「農協」のコンテスト 家の光童話賞
【童話】 JAグループ(農協)の出版文化団体である、一般社団法人・家の光協会が主催する童話賞。「農業」「食べ物」「ふるさと」「自然」を題材にした童話を募集しています。「日々の暮らしを通じて感じたことや考えたこと、子どもたちに伝えたいことをお書きください」とのこと。幼稚園児から小学校低学年程度を対象に、自分で読んだり、大人と一緒に読んだりできる作品が求められます。
イラスト・絵本
第39回家の光童話賞
「農業」「食べ物」「ふるさと」「自然」を題材にした童話を募集します。
日々の暮らしを通じて感じたことや考えたこと、子どもたちに伝えたいことをお書きください。
2024年06月28日(金) 締切
賞金30万円
隔年開催 2024年は応募のチャンス! ジュニア冒険小説大賞
【児童文学】 現代の子どもたちの胸がたかなるような「日本オリジナルの冒険物語」を、という思いから設立された賞です。隔年開催なので、次回の締切は2024年6月。小学校高学年以上向けに冒険を届けたい人はぜひチャレンジを。ファンタジー、SF、ミステリー、ホラーなどジャンル不問です。
小説・シナリオ
第19回ジュニア冒険小説大賞
海外ファンタジーばかりが持て囃される傾向にあった2001年、現代の子どもたちがワクワクするような日本オリジナルの冒険物語を子どもたちに届けようとして創設されたのがジュニア冒険小説大賞です。
2024年06月30日(日) 締切
大賞は賞状と賞金20万円
光村図書出版「飛ぶ教室」が募集 飛ぶ教室 作品募集
【童話・短編小説】 募集は3ヵ月に1回行われ、第68回は2024年8月6日(必着)。童話と短編小説を募集。童話は400字詰め原稿用紙10枚以内、短編小説は400字詰め原稿用紙20枚以内(ヤングアダルト世代までが対象)。
児童文学の巨匠に読んでもらおう ちゅうでん児童文学賞
【児童文学】 「ルドルフとイッパイアッテナ」で知られる児童文学の巨匠・斉藤洋さんが審査を務める本賞。大賞受賞作には50万円が贈られるほか、単行本化し、全国の図書館や小中学校へ寄贈されます。夢は叶う!
小説・シナリオ
第27回ちゅうでん児童文学賞 大賞の部
ちゅうでん教育振興財団では、「第27回ちゅうでん児童文学賞 大賞の部」を実施。全国の書き手の皆さまから児童文学作品を募集し、優れた作品に賞をお贈りします。
大賞作は単行本にして出版、さくら賞作は冊子にして、図書館や学校等へ寄贈します。
子どもから大人まで、誰のこころにも届く作品のご応募をお待ちしております。
2024年08月30日(金) 締切
大賞:賞状および副賞50万円+単行本として出版
4年に1回開催 4年に一度のチャンスは今年! 浜松市 森林(もり)のまち童話大賞
【童話】 静岡県浜松市が開催する童話賞。小学校低学年を対象とした作品を募集します。テーマは「森林」。豊かな森林や水のある浜松市ならではですね。大賞受賞作品には賞金が贈られるほか、出版されて全国の書店に流通します。選考委員は、あさのあつこ、角野栄子、西本鶏介ほか。4年ごとに開催しているので、今年は忘れず応募しましょう!
小説・シナリオ
第8回浜松市森林(もり)のまち童話大賞
“森林(もり)”をテーマにした童話作品を全国から募集します。
あなたが伝えたい「森林への想い」を作品に込めてお寄せください。
2024年08月31日(土) 締切
50万円、記念品
東京書籍「青いスピン」が募集 「青いスピン」作品募集
【児童文学】 小学校高学年から中学生を読者対象とした物語、小説を募集。入選作品は「青いスピン」第6号(2025年4月発行)にて発表し、紙面掲載。併せて、WEB「青いスピン」でも発表。選考委員は、西本鶏介、安東みきえ。
5~8月締切の童話・児童文学系の公募を集めてみました。9月以降も順次、紹介します。お楽しみに!
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