【地図井式】忙しくても7万字書く!(1)10分の使い方 2/3
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10分の密度を高くしていく工夫
自分がとれる時間そのものは変わりませんが、その時間内でできること=時間の密度は変えられます。
例えば電車の待ち時間10分、子供が寝た後、仕事の待ち時間など、突然できる10分にすぐに書き始められるよう、スマホの音声入力を試したり、互換性がある状態でメモや文章を一元化したり、書く作業は夜に回して校正や修正を昼間にやったり、細切れの10分は書く作業だけではありませんでしたが、「書くこと」にまつわる10分でできることの密度を上げていきます。
それまでは「まとまった時間ができたら書こう」「休みに書こう」と言ってよく後回しにしていたのですが、10分しかない!と毎回差し迫って取り組むと集中が増し、不思議と短い期間で書ききることができるようになりました。
継続の工夫は多少必要ですが、とりあえず10分の超集中を積み重ねる形での創作ができそう、ということがわかりました。小さい想像しやすい単位に区切って目標立てするのは、リハビリや目標達成セオリーなどによくみられる考え方として意外と長編を書ききる方法としては理に適っていたというのもあるようです。
この考え方は別の仕事で知りましたが、あらゆることに汎用性がありオススメです。
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自分の創作をさぼらないために、仕事をさぼろう!