文芸公募ニュース 9.27更新 文学賞発表情報
毎月第2・第4金曜日の「文芸公募ニュース」の9.27更新です。
今、公募ガイドの2024年秋号の制作でてんやわんやです。
無茶な要望にきりきり舞い、締切に追われてんてこ舞いです。
さて、今回も文芸公募の発表情報からいきましょう!
(文学賞NEWSは今回はお休みです)
プロの登竜門文学賞 締切・発表スケジュール
エッセイ公募 締切・発表スケジュール
第18回島田荘司選 ばらのまち福山ミステリー文学新人賞
応募総数61編の中から、島田荘司氏の選考により、下記のように受賞者が決まった。
入選作
〔受賞作〕
「赤の女王の殺人」麻根重次
〔優秀作〕
「片翼のイカロスは飛べない」野島夕照
詳細はこちら(https://fukumys.jp/senpyou.html)
応募要項の応募資格の欄にこう記されています。
受賞決定の後、2025年(令和7年)12月末日まで選者の指導のもと、作品を推敲することがあります。
これは応募資格というより、島田荘司ファンには特典かもしれませんね。
第36回日本動物児童文学賞
日本児童文芸家協会が第1次審査をし、応募総数107編を15編に絞り、その後、下記のように入選作が決まった。
入選作
〔大賞〕
「亀吉の瞳」宮古一加(岩手県)
〔優秀賞〕
「キトンブルーの価値」蜂賀三月(岐阜県)
「クコちゃんと花言葉」こんどうなつき(北海道)
〔奨励賞〕
「通学路のフウタ」伊東葎花(茨城県)
「いつか、羽ばたく日まで」佐鳥理(東京都)
「翼よ飛べ!どこまでも高く」こばやしきよ(群馬県)
「ヤドカリのいた夏」加藤りょうこ(東京都)
「ごんたものがたり」三輪円香(千葉県)
詳細はこちら
(https://jvma-vet.jp/aigo/bungaku01.html)
弊社WEBサイトkouboで連載していた蜂賀三月さん、おめでとうございます。さすがですね。
2024年さばえ近松文学賞 ~恋話(KOIBANA)RETURNS2~
応募総数345編(昨年より82編増加)の中から、下記のように入選者が決まった。
入選作
〔近松賞〕
「つなぐもの」平山美帆(名古屋市)
〔優秀賞〕
「眼鏡と少年」鈴木裕美子(大阪市)
「林檎がなったら」西村一江(山口市)
〔佳作〕
「神様の言う通り」山下朋恵(福井市)
「ソーダみるくばあ」永池千鶴子(坂井市)
〔審査員特別賞〕
「Virtual Veil Venus」千葉顕 (東京都)
詳細はこちら
(https://www.city.sabae.fukui.jp/kosodate_kyoiku/shogaigakushu/tachimachikominkan/chikamatsunosato/bungakusho.html)
深大寺恋物語が第20回をもって終了したと思ったら、さばえ近松文学賞 ~恋話の募集が継続されました。
テーマはともに「恋」。公募にも生まれ変わりってあるのでしょうか。
第46回事実に基づく小論文・エッセー募集
北野生涯教育振興会が主催する「事実に基づく小論文・エッセー募集」の結果が発表になった。
入選作
〔一席〕
長谷川綾
〔二席〕
鄧朝陽 本田美徳 金川久代
〔三席〕
板垣嘉彦 松井千穂 朝倉実唯菜 紀伊保 大倉麻衣子
〔佳作〕
土居清美 森千惠子 西川直毅 田中恭子 福井正人 川田美穂子 澤村映葉 下田伸一 李孰是而 森竣祐
詳細はこちら
(https://www.kitanozaidan.or.jp/paper.html)
今回で第46回を迎え、応募総数は延べ1000人に上るそうです。褒賞は総額でいくらになるのでしょうか。得難い公募です。
令和6年度佐々木喜善賞
日本のグリム、佐々木喜善の業績を記念し、遠野および『遠野物語』に関連した作品を募集する佐々木喜善賞の結果が決まった。
入選作
〔佐々木喜善賞〕
文芸「とおの絵本」近衛はな
写真「TONO_MAXIMIZE」荻野豊
絵画「古神祭の夜」安井敏也
〔奨励賞〕
「きぜん楽書草紙」森玩
「門の先のアカネ」村上ルミ
詳細はこちら
(https://www.tono-ecf.or.jp/wp-content/uploads/2024/08/R%EF%BC%96%E9%81%A0%E9%87%8E%E6%96%87%E5%8C%96%E8%B3%9E%E3%83%BB%E4%BD%90%E3%80%85%E6%9C%A8%E5%96%9C%E5%96%84%E8%B3%9E%E5%8F%97%E8%B3%9E%E8%80%85HP-3.pdf)
①論文部門、②文芸部門(小説、エッセイ、随筆 他)、③アート部門(写真、絵画、イラスト、漫画、映像 他)の3部門で募集されました。