【地図井式】忙しくても7万字書く!(3)「書く私」の継続術 3/4
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他人の目を用意する
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とはいえゲームのように毎日クリアのたびに気持ちよい音が出るわけではありませんし、ご褒美も結局自分で買わねばなりませんし、自分に甘くしようと思ったら特に連続達成していなくても達成褒賞だけを買うことも可能です。相当自分に厳しい人であれば、自分との約束を守ることができるのですが、自分との約束だけを守り続けることは容易ではありません。
なので、別に誰でも良いと思いますが、自分の進捗を「見ている目」を用意します。
これはリアルに生活を共にする人、という意味だけではなく、リアルでもオンラインでも良いと思います。作業通話など募集しているSNSも昨今では多いですが、これも他人の目としては有効です。自分が自分との約束を守れるように、他人の目を巻き込むことはとても重要です。
書いている自分、向き合っている自分を共有し見てもらえる環境を作ることに取り組んでみると意外と続けられます。
仕事や部活や家庭など惰性でなんとなく続いていることがらが世の中に多いのは、そこに他人の目があるからです。何かが毎日はかどらないのは、その物事や自分が悪いからではなく、そこに自分を見ている自分の目しかないからです。
誰かが見ている、を入れてみると意外と物事は進みます。他人の目を気にするなとはよく言われますが、他人の目を気にして自分のやりたいことを抑えるのではなく、他人に見られている、という環境を利用して自分のやりたいことをやるので、他人の目を気にするのではなく活用する気持ちを持つのがよいかもしれません。
私は書くものがあるときは朝に書くことが多いのですが、LINEのオープンチャットで朝書けた報告だけをしあう会があり、「今日書けた!」と言って報告しては褒めあうグループになっています。
名前ももちろん知りませんし、みなさま何を書いているか知りませんが、お互いに書けた/書けなかっただけを突っ込みあうシンプルな関係になっていて私にはあっているなと思います。Kouboのサイト内SNSの「つくログ」もそんな他人の目の場所としてはとても良いと思います。物理的にリアルだと関係性の変化や相手が得られる時間などで規定されてしまいますが、今ある自分の周りにあるものや人と使えるツールを使って、他人の目を入れるという観点で一度、自分の周りの目を整理してみるとよいと思います。
ログボと他人の目、これを入れて自分の継続したい行動をコントロールしたいところです。