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春の文学賞シーズン到来 開催情報リマインド ミステリー・ジャンル小説編(2/2)

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耳でも読みたい、謎解きの世界
第3回創元ミステリ短編賞

東京創元社主催の「ミステリーズ!新人賞」が改称し「創元ミステリ短編賞」となってから3回目の開催です。賞金は30万円で、受賞作は「紙魚の手帖」に掲載。朗読音源化し「kikubon」でも配信されるので、作品を声に出してイメージを深めるといいかもしれませんね。規定枚数は400字詰原稿用紙32~100枚で、選考委員は大倉崇裕、北村薫、辻堂ゆめ。締切は3月31日です。

文学はファンタジーだ!
日本ファンタジーノベル大賞2026

森見登美彦、西條奈加など、気鋭の作家を世に送り出している文学賞。前回は、漱石の猫が転生を繰り返す『猫と罰』が受賞し、単なるファンタジーにとどまらない文学性で魅了しました。副賞は300万円で、規定枚数は400字詰原稿用紙で300~500枚。選考委員は恩田陸、森見登美彦、ヤマザキマリで、応募期間は6月1日~30日です。

新人作家の頂上決戦!
第105回オール讀物歴史時代小説新人賞

舞台は国内外を問わず、架空設定可の広義の歴史小説を募集。歴史・時代小説に特化する以前のオール讀物新人賞からは藤沢周平、桜木紫乃、一本化される前のオール讀物推理小説新人賞からは赤川次郎、宮部みゆきなど錚々たる作家が輩出されています。副賞は50万円で、規定枚数は400字詰原稿用紙で30~100枚。選考委員は安部龍太郎、門井慶喜、畠中恵。締切は6月20日です。

理想の推しは、自分で作る
第11回角川文庫キャラクター小説大賞

魅力的なキャラクターと舞台設定が不可欠なエンタメ小説。本賞は、多くのエンタメ小説を世に送り出している角川文庫のキャラクター文芸編集部による新人賞です。賞金は100万円。大賞作品以外も書籍として出版される可能性もあるので、独自のキャラクターで挑戦しましょう。 選考委員は澤村御影、望月麻衣。締切は5月9日です。

求ム! オトナのためのキャラクター小説
第8回富士見ノベル大賞

KADOKAWA主催の大人向けエンタメ小説の募集。前回は、会社を辞めて新天地での生活を始めた主人公の同居人がパンダだった!?というところから始まるファンタジーなど、2作品が入選しました。社会の荒波にもまれる大人たちの心ゆさぶるストーリーを届けてくださいね。規定文字数は、あらすじも含めて9万字以上12万字以下。大賞には賞金100万円が贈られるほか、受賞作は富士見L文庫から刊行予定。締切は5月7日です。

 

いかがでしたか?
締切間近ですので、悔いのないように創作に取り組んでくださいね。
春、満開の桜を楽しめますように!

映像化の純文学、ノンジャンル、地方文芸の賞はこちらの記事でご紹介。
併せてご確認ください!