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2025年本屋大賞ノミネート10作 ファイナリストの経歴 公募出身者も多数!(金子玲介/恩田陸/朝井リョウ/宮島未奈/青山美智子)

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Pickup!

会計士と公募、二足の草鞋
『死んだ山田と教室』金子玲介

死んだ山田と教室

太宰治の影響から純文学をめざすも、周囲のアドバイスでエンタメ小説に転向したという金子さん。会計士として働きながら新人賞への投稿を続けていたというエピソードには、勇気づけられる公募挑戦者も多いはず。本作は、編集者が選ぶメフィスト賞受賞作だけあり、ただ面白いだけでなく生きることの意味まで考えさせられ、ラストでは思わず涙があふれます。

【公募歴】第65回メフィスト賞受賞

伝説のデビュー作は公募から
『Spring』恩田陸

Spring

直木賞、そして本屋大賞を2度受賞し、多くのベストセラー作品を世に送り続けている恩田さんも公募経験者。『六番目の小夜子』で日本ファンタジーノベル大賞に挑戦し、最終選考まで残ったものの受賞には至らなかったというエピソードは意外。ピアニストの世界を描いた『蜜蜂と遠雷』に続いて、バレエの世界で切磋琢磨する若者たちに着目し丁寧に描いた本作。次はどの舞台に誘ってくれるのか、早くも期待が高まります。

【公募歴】第3回日本ファンタジーノベル大賞

 

やっぱりスゴイ!あの公募
『生殖記』朝井リョウ

生殖記

直木賞をはじめ、数々の文学賞を受賞している朝井さんも、デビュー作は公募。『桐島、部活やめるってよ』で、人気作家を輩出している小説すばる新人賞を獲得しました。その後も『チア男子』、『死にがいを求めて生きているの』など、思わず手に取りたくなるタイトルの作品を多く送り出してきましたが、本作はさらにパワーアップ。タイトルに負けず劣らず、奇想天外なストーリーは、社会、生物、人類あらゆる知識欲をくすぐります。

【公募歴】第22回小説すばる新人賞

描けば心も財布も満たされる!エッセイ公募3:何を書くか、どう書くか(朝井リョウインタビュー) | 公募/コンテスト/コンペ情報なら「Koubo」

 

中学生で出会った『公募ガイド』が転機に!
『成瀬は信じた道をいく』宮島未奈

成瀬は信じた道をいく

本作の主人公・成瀬と同じく京都大学出身の宮島さん。なんと中学生の時に出会った『公募ガイド』が公募デビューのきっかけ!川柳や標語などの賞にも応募していたのだそうです。その後、コバルト短編小説新人賞、R-18文学賞を受賞。エンタメ感満載の本作は、前回の本屋大賞受賞作『成瀬は天下を取りにいく』の続編で、連続受賞が期待されます。大学進学後も独自の道を突き進む成瀬が、出会う人たちに影響を与えていくストーリーに、さらなる続編の予感。

【公募歴】第196回コバルト短編小説新人賞受賞

第18回R-18文学賞受賞

 

結婚、子育てを経て、本格デビュー
『人魚が逃げた』青山美智子

人魚が逃げた

心なごむタイトルと、悩みごとがスッと抜けていくような作品が多い青山さん。2003年に小学館のバレットノベル賞に佳作入賞するも、妊娠中のためブランクを経て47歳で本格的に作家デビュー。次々にヒット作を出版し、本屋大賞にはなんと5年連続ノミネートされています。本作も、逃げた人魚を探す王子の登場から始まる不思議ワールド全開。満を持しての大賞受賞なるか、注目です。

【公募歴】第28回パレットノベル賞佳作(小学館ライトノベル大賞へ継承)

第1回ショートストーリー名古屋佳作

作家インタビュー 2022年本屋大賞2位 青山美智子 | 公募/コンテスト/コンペ情報なら「Koubo」

 

あの作家さんも公募デビューだったなんて、夢がふくらみますね。他にも人気作家を輩出したコンテストはたくさんあります。公募ガイドをチェックして、どんどんチャレンジしてくださいね!

 

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