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医療AI開発が劇的に簡単に!ModAsteraの新機能で、自然言語入力だけで画像診断AIが作れる時代へ

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報道発表
プレスリリースより

医療AI開発の常識を覆す革新的な機能が登場した。ModAstera株式会社が提供する医療AI開発プラットフォーム「MAEA」に、新たに「領域セグメンテーション」機能が実装された。この機能により、専門知識がなくても、自然言語での簡単な指示だけで高度な医療画像診断AIを作成できるようになった。

従来、医療AIの開発には膨大な時間とコスト、そして専門的な知識が必要だった。しかし、MAEAの新機能を使えば、医療画像データをアップロードし、アノテーションを行い、自然言語で指示を入力するだけでAIモデルが構築できる。例えば、「乳腺エコー画像から病変の領域を検出するモデルを作成」といった簡単な指示で、MAEAが自動で最適な機械学習モデルを選定し、トレーニングから評価、デプロイまでを一貫して行う。

実際のデモンストレーションでは、乳腺エコー画像における病変領域のセグメンテーションモデルが数分で構築された。自動でモデル構成と評価指標が設定され、トレーニングが実行され、精度の自動評価(IoU約69%)まで行われた。さらに、その場でデプロイされ、テスト画像による即時予測も可能になった。

MAEAは医療特化型AI開発プラットフォームとして、MRI・CT・ゲノムなどの多様な医療データをサポートしている。また、HIPAAやAPPIといった厳格な規制にも完全準拠しており、医療機関や研究者、スタートアップが安心して利用できる環境を提供している。

ModAsteraは、Qualcomm AI Program for Innovators 2025に日本代表として採択され、Takeoff Tokyo 2025ピッチコンテストでも優勝するなど、次世代の医療AIを現場に届けるべく精力的に活動している。今回の新機能は、その取り組みの一環であり、今後も機能強化や対応領域の拡大を進めていく予定だ。

医療AIの開発と導入を加速・簡素化するModAsteraの挑戦は、医療現場や研究の現場におけるAIのあり方を大きく変える可能性を秘めている。自然言語だけで医療画像AIが作れる時代の到来は、医療の未来をより明るいものにするかもしれない。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000003.000161938.html