被爆80年の夏、広島から未来へ繋ぐ3つの「手紙」 - おりづるタワーで特別企画開催
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広島市の象徴的な建物「おりづるタワー」が、被爆80年を迎える今年の8月、特別な企画を展開する。「記憶をつなぐ3つの手紙」と題されたこの企画は、音楽、アート、そして実際の手紙を通じて、平和への願いと記憶を未来へ繋ぐ試みだ。
8月6日には、屋上展望台で「広島 愛の川」プロジェクトによる子どもたちの合唱が行われる。10年目を迎える今年は、島谷ひとみさんやHIIPPYさんなど、著名アーティストも参加。同日には、沖田孝司氏・千春氏による「マイ・ハート・コンサート」も開催され、約20年にわたり演奏されてきた「We love the EARTH from HIROSHIMA」が広島の空から世界へ届けられる。
アートの分野では、現代アーティスト宮本拓也氏による「被爆80年『平和と原爆ドームの壁画』展」と、写真家三浦憲治氏による「ミウラ ヒロシマ」写真展が開催される。宮本氏の作品は原爆ドームの壁をキャンバスに見立て、平和への願いを表現。三浦氏は11年にわたり撮影した広島の「今」を通じて、一人一人の心の中にある「ヒロシマ」を伝える。
さらに、8月8日から17日までは「Letter from Hiroshima」企画を実施。来場者は特製ポストカードに広島で感じた想いや未来への願いを綴り、専用ボックスに投函できる。これらの手紙は、国内外に郵送される。
おりづるタワー代表取締役社長の大上進氏は「被爆80年という節目の年に、過去と未来がそっと重なり合う場所として、おりづるタワーが『手紙を開く場所』となることを願っています」とコメント。この夏、広島から発信される平和のメッセージが、世界中の人々の心に届くことだろう。
なお、展望台の入場料は大人2200円、中高生1400円、小学生900円。イベントの詳細や最新情報は、おりづるタワーの公式ウェブサイトで確認できる。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000007.000150422.html