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谷川俊太郎さんの詩が蘇る!新作合唱曲で贈る感動のコンサート、2026年開催へ

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報道発表
谷川俊太郎さん(撮影 黒田昌志)(プレスリリースより)

詩人・谷川俊太郎さんの遺志を継ぎ、新たな合唱プロジェクト「どこからか言葉が」が始動した。このプロジェクトは、株式会社朝日新聞社と一般社団法人全日本合唱連盟が手がけるもので、公益社団法人企業メセナ協議会の2025年度「This is MECENAT」に認定された。

プロジェクトの中心となるのは、2026年3月22日に東京・文京シビックホールで開催予定のコンサートだ。ここでは、谷川さんの詩に基づいた新作合唱曲が初披露される。注目すべきは、新実徳英、信長貴富、木下牧子、瑞慶覧尚子、面川倫一、松本望という6人の人気作曲家が、谷川さんの連載「どこからか言葉が」から1作品ずつ選び、新たに曲をつけることだ。

コンサートでは、これらの新作に加え、すでに親しまれている谷川さんの合唱曲も演奏される。児童を含む複数の合唱団が出演し、谷川さんの多彩な詩の世界を音楽で表現する。さらに、来場者と一緒に歌う企画も検討中で、参加型のイベントとしても期待が高まっている。

このプロジェクトは、昨年11月に亡くなった谷川さんへの追悼の意味合いも込められている。谷川さんの長男・賢作さんらによる詩の朗読も予定されており、谷川さんの人生と業績を振り返るとともに、未来への希望を込めたコンサートになる見込みだ。

「This is MECENAT」は、企業などによる芸術文化振興活動を認定する制度で、2014年にスタートした。このプロジェクトが認定されたことで、企業メセナの社会的意義がより一層注目されることになるだろう。

コンサートの詳細やチケット情報は、今後朝日新聞紙上などで随時発表される予定だ。谷川俊太郎さんの詩と音楽が織りなす感動の舞台に、多くの人々が期待を寄せている。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001899.000009214.html