『成瀬は天下を取りにいく』が150万部突破!森見登美彦も絶賛の青春小説が文庫化
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新潮社から刊行された宮島未奈著『成瀬は天下を取りにいく』が、シリーズ累計150万部を突破した。2024年本屋大賞をはじめ、多くの賞を受賞し、社会現象を巻き起こしたこの作品が、2025年6月25日に待望の文庫化を果たした。
本作は、滋賀県大津市を舞台に、中学生の成瀬あかりが閉店間近の西武大津店に毎日通うことから始まる青春小説だ。主人公の我が道を行く姿勢が多くの読者の心を掴み、三浦しをんや辻村深月、西川貴教など著名人からも絶賛の声が寄せられている。
文庫版の解説を担当したのは、人気作家の森見登美彦氏。「成瀬が自分らしく生きることが、まわりの人々を自由にしていく」と評し、作品の魅力を存分に引き出している。また、文庫化に際して、単行本未収録のエッセイ「大津ときめき紀行 ぜぜさんぽ」も収録された。
著者の宮島未奈は1983年生まれの静岡県出身。本作でデビューを飾り、「女による女のためのR-18文学賞」で史上初の3冠を達成。その後も数々の文学賞を受賞し、注目の作家として名を馳せている。
文庫版の購入者特典として、スマートフォン用の壁紙がダウンロードできるQRコードが帯袖に付いている。全3種類の壁紙は2025年12月24日までダウンロード可能だ。
『成瀬は天下を取りにいく』は、現代の若者の生き方や地方の風景を鮮やかに描き出した作品として高い評価を得ている。文庫化を機に、さらに多くの読者の手に届くことが期待される。青春小説ファンはもちろん、地方創生や若者文化に興味がある人にもおすすめの一冊だ。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000002241.000047877.html