公募でステップアップ! 俳句公募 〜初心者からOK編〜(2/2)
※掲載している情報は過去のものの場合があります。今年度の開催状況は、主催者サイトを随時ご確認ください。
俳句仲間は全国にいる 俳人協会 全国俳句大会
約1万5000人もの俳人が在籍する、公益社団法人俳人協会が主催。もちろん会員以外の応募も可能で、広く全国から作品を募っています。毎年9月に東京で開かれる大会には俳句愛好者が集います。前回一般の部大会賞は「金魚買ひ水の重さを持ち歩く」「ただそこに立つために訪ふ爆心地」ほか3句。投句料として1000円かかりますが、全員に入選作品集が贈られるので、さまざまな人の作品を読むよい学びの機会にもなりそうです。
川柳・短歌・俳句
第62回全国俳句大会 一般の部
俳人協会主催の全国俳句大会は、全国的な規模の俳句大会です。
会員以外の一般の方も投句・出席できます。
事前投句を受け付けています。
2023年04月15日(土) 締切
大会賞ほか
松尾芭蕉とならぶ偉大な俳人 鬼貫顕彰俳句
俳人・上島鬼貫(うえしま おにつら)は「東の芭蕉 西の鬼貫」と称された江戸時代の俳人です。「にょつぽりと秋の空なる富士の山」などの大胆な句が特徴。自らの子を亡くした際には「土に埋て子の咲花もある事か」と詠んでいます。人間らしい作品に、現在でもファンが多い俳人です。ふるさとの伊丹で開催される鬼貫顕彰俳句は、のびのびと挑戦したい公募。小中高生を大賞にした部門もあるので、家族で、きょうだいで応募してはいかがでしょうか。
応募作品数日本一の俳句コンテスト 伊藤園お〜いお茶新俳句大賞
伊藤園の「お~いお茶」に掲載される俳句大賞。応募作品数が日本一多いだけでなく、日本一有名な俳句公募かもしれませんが、文部科学大臣賞には50万円という高額賞金が贈られる点はあまり知られていないかも。毎年200万句に迫る数の作品が集まる一方、入選数も多いので、まずは挑戦してみましょう。英語俳句や、写真とともに応募する部門もあります。近年では国語授業の一環として、学校単位で力を入れるケースも増えてきました。意外と身近なところに入選経験者がいるかも? ちなみに、プロ野球・ロッテの山口航輝外野手も、実は13歳のときに入選したそうです。
川柳・短歌・俳句
第34回伊藤園お~いお茶新俳句大賞
株式会社伊藤園は、入賞作品をお~いお茶商品に掲載して発表する国内最大規模の俳句コンテスト 「第三十四回伊藤園お~いお茶新俳句大賞」の作品募集を2022年11月3日(木・祝)より開始いたします。締切は2023年2月28日(火)(当日消印/送信有効)です。
「伊藤園お~いお茶新俳句大賞」は感じたことや思ったことを、季語や定型にこだわることなく、五・七・五のリズムにのせてのびのびと表現していただき、どなたでも自由な発想でご応募いただけるコンテストとして1989年(平成元年)からスタートしました。第三十三回は194万6,459句のご応募をいただき、累計応募句数は4,100万句に到達、応募作品数日本一の俳句コンテストとして皆様にご参加いただいております。
2023年02月28日(火) 締切
文部科学大臣賞(1名)賞金50万円、副賞
このほかにも、俳句公募はたくさんあります。「公募をさがす」から検索してみましょう!
締切日や題が設けられている公募に取り組むことで、やる気もアップするかもしれません。うまく活用しながら、楽しく俳句に取りくみたいですね。
慣れてきたら中級者以上編の公募もぜひ検討を!