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2024年版 全国公募の地方&本格文芸賞 2

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子母澤寛を顕彰し、小説とエッセイを! 厚田ふるさと文学賞「子母澤寛文学賞」「愛猿記賞」

子母澤寛文学賞は、400字詰原稿用紙30枚、愛猿記賞は400字詰原稿用紙3枚。いずれもテーマは自由。子母澤寛は『新選組始末記』や大河ドラマになった『勝海舟』などで知られる作家。子母澤寛文学賞は子母澤寛を顕彰した短編小説部門。愛猿記賞は子母澤寛作品の感想を含むエッセイ部門。子母澤寛文学賞は大賞15万円、佳作5万円。愛猿記賞は大賞3万円、佳作1万円。

NIIKEI文学賞がバージョンアップ 新潟文学賞

主催はにいがた経済新聞。規定枚数は純文学部門とライトノベル部門は12.000字まで(400字詰原稿用紙30枚換算)。SS・エッセイ部門は400字~1,000字。ほか、漫画部門、SS浸画部門もある。新潟にゆかりのある物語が条件。賞金、賞品は不明ながら、新潟県知事賞(最優秀賞)、各部門大賞、佳作、審査員特別賞あり。選考委員は、梅川康輝(にいがた経済新聞社 上越支局長)、今井一志(にいがた経済新聞社代表取締役)、西崎憲(作家)、ほか。

あなたの才能を開花させて 仙台短編文学賞

規定枚数は25〜35枚。仙台・宮城・東北を題材とした小説を募集。第7回の選考委員は伊坂幸太郎、第8回は岩井俊二。仙台には、江戸時代から数多くの書店、版元があり、盛んに出版活動が行われてきた。現代でも、たくさんの文学者・作家が暮らしている。そんな仙台を2011年に震災が襲った。つらい体験をした人たちの心を癒やしたのは、物語や文学だったと主催者は言う。本文学賞は、仙台から新たな文学が生まれることを願って創設。大賞は賞金30万円と『河北新報』『Kappo 仙台闊歩』に掲載。

被災地から立ち上がる文学を 内田百閒文学賞

規定枚数は50枚以内。随筆と短編小説を募集。岡山県出身の文筆家、内田百閒の生誕100年を記念して始まる。岡山をこよなく愛した百閒にちなみ、岡山にゆかりのある題材の作品を募集。百閒はドイツ文学者であり、夏目漱石の門下生だったこと、芥川龍之介とも親しい間柄であったことでも知られる。最優秀賞賞金は100万円。

文学が、交わり広がる埼玉 彩の国 埼玉りそな銀行 埼玉文学賞

小説部門の規定枚数は50枚以内。県外者は埼玉の文化や物産をテーマにした作品に限る。埼玉新聞社創刊25周年を記念し、1969年に創設された本賞。毎年幅広い年代から作品が寄せられ、県内外問わず注目を集めている文学コンクール。詩、短歌、俳句も同時募集。小説部門の正賞は100万円。なお、埼玉県教育委員会が主催する埼玉文芸賞は別の公募。

選考は純文学作家の佐伯一麦! 木山捷平短編小説賞

規定枚数は50枚以内。岡山県笠岡市出身の作家、木山捷平の名を冠した新人文学賞。木山捷平は、体験や身の回りのことを題材に、ユーモラスな表現で短編小説を得意としていた作家。没後も根強い愛読者を持っている。太宰治とともに「海豹」の同人でもあった。本賞の選考委員は佐伯一麦ほか。木山文学に通づる魅力を備えた純文学系の小説が入賞しやすい傾向にあるかも。賞金は50万円。

題材は秋田、小説のほか、エッセイ、紀行文もあり! ふるさと秋田文学賞

規定枚数は、小説は50枚以内(厳守)、エッセイ・紀行文は10枚以内(厳守)。秋田県が舞台であること、または秋田県の自然・歴史・風土・文化・人物・物産などを題材としていること。選考は内館牧子、塩野米松、橋本五郎。小説はしっかり取材をした地に足がついた作品が求められる。賞金は、小説は秋田文学賞50万円、佳作5万円、エッセイ・紀行文はふるさと秋田文学賞20万円、佳作2万円。