2024年版 全国公募の地方&本格文芸賞 4


テーマは「島」、出品料あるが高額賞金! 宮古島文学賞
規定枚数は30枚~50枚。テーマは「島」で、架空の島でもどこの島でもかまわない。純文学、児童文学、推理、歴史、SFなどジャンルは問わない。出品料2,000円(高校生以下は無料)。お金がかかるだけに応募も少なく、前回(第7回)は76編。賞金は高く、一席は50万円、二席は10万円なので穴場とも言える。宮古圏内在住の18歳以下を対象とした「U18短い物語コンテスト」を併催。
小説・シナリオ
第8回宮古島文学賞
(一社)宮古島市文化協会では、今回も「島」をテーマに短編小説を募集します。テーマの「島」は、架空の島でもどこの島でもかまいません。純文学、児童文学、推理、歴史、SF等 ジャンルは問いません。また、応募資格は不問となっています。

2024年10月31日(木) 締切
50万円、記念品
東京中野物語2022文学賞を刷新 東京中野文学賞
規定枚数は30字×40行で30枚~70枚(枚数厳守)。400字詰原稿用紙換算90枚~210枚(目安)。テーマ、ジャンル、長編、短編不問。映画、演劇、アニメ関係者が多く居住する中野区の特性を活かすためにも、映画化・演劇化・アニメ化に繋がる作品を歓迎。受賞作が映画化、演劇化、アニメ化された場合は、7000人を収容する大ホールで上映、上演されることも視野に入れている。賞金は30万円。
小説・シナリオ
第2回 東京中野文学賞
中野区観光協会では、東京中野文学賞を実施。
“若者の夢を育む町、中野から世界に向けて発信する物語を!”をモットーに2022年に創設された文学賞。2回目は「東京中野文学賞」と名称を変更し、作品を公募します。
中野区は日本各地から上京した方が青春の一時代を過ごした思い出の町として映画や小説の舞台にもなっています。また、劇場やホールも多く、映画、演劇、アニメ関係者が多く居住する町としても知られています。
本賞は、そんな中野区から新たな才能の発掘を目指して開催し、大賞と佳作を選定し、またこれとは別に、中野区に関係する場所、人物などを題材にした作品から中野区賞を選定します。
第1回の最終選考作品からは小説『水槽世界』(飛鳥新社)が書籍化され、新たなコンテンツが誕生する場となっています。

2024年08月31日(土) 締切
未定
隔年開催! 堀江敏幸、清水良典らが選考 小島信夫文学賞
規定枚数は100〜300枚。岐阜出身の小説家・評論家、小島信夫の功績を讃えて創設された新人文学賞。時代を切りひらく前衛的な作品を発表し続けた小島信夫の精神を受け継ぐような、清新な作品を募集。岐阜から発信し、広く全国に作品を公募し、新人作家を発掘しようという賞。第13回は、2024年秋に募集予定。最優秀賞の賞金は50万円。応募料2000円。
最優秀賞は出版化 京都文学賞
題材は京都。規定枚数は一般部門28,000字~160,000字(400字詰原稿用紙換算70枚~400枚)。中高生部門400字詰原稿用紙20枚~150枚。海外部門8,000字~60,000字。一般部門は賞金100万円+出版化。いしいしんじ、西加奈子、校條剛のほか、読者選考委員の代表も選考に加わる。読者選考委員も同時募集(採用10名程度、応募締切は2025年1月31日)、詳細は主催者WEBサイトを参照。
小説・シナリオ
第5回京都文学賞
京都文学賞実行委員会では、京都文学賞を実施。
8月1日(木)から、第5回京都文学賞の作品を募集します。
※読者選考委員も同時募集(採用10名程度、応募締切は2025年1月31日)、詳細は主催者WEBサイトを参照。

2025年05月09日(金) 締切
一般部門最優秀賞:賞金100万円+出版化
書き続ける覚悟はあるか? 島田荘司選 ばらのまち福山ミステリー文学新人賞
規定枚数は350〜650枚。長編ミステリーを募集。「当賞は、あえて『広義のミステリー小説』の公募とはうたわず、本格よりのミステリーを求めるものとします」とは、福山出身の作家・島田荘司。最終選考者は氏が1人で務めるため、公式WEBサイトに公開されているメッセージは必読。賞金はないが、受賞作品は即時出版され、受賞者にはその印税全額と福山特産品が贈られる。
若者の創作を応援! 青春をぶつけよう 〔24歳以下〕織田作之助青春賞
ここからは、年齢制限のある文芸賞。織田作之助青春賞は、規定枚数は30枚以内。題材、ジャンル不問の短編小説を募集。本賞は『夫婦善哉』の織田作之助を顕彰して創設された。大阪市、大阪文学振興会、関西大学、毎日新聞社からなる織田作之助賞実行委員会が主催する若者向けの文芸賞。途中から応募資格の年齢制限が引き下げられ、24歳以下が対象に。賞金30万円、受賞作は三田文学会の季刊文芸誌「三田文學」に掲載される。
小説・シナリオ
2024年度織田作之助青春賞
織田作之助賞実行委員会は、大阪生まれの作家、織田作之助を顕彰する2024年度織田作之助青春賞の作品を募集します。8月末日時点で満24歳以下が対象。「今のあなた」だからこそ書ける、オリジナリティーあふれる作品に期待します。

2024年08月31日(土) 締切
賞金30万円、記念品
3件出身、なんらかのゆかりのある人が対象 〔18歳~35歳〕岩手・宮城・福島MIRAI文学賞2024「文学賞」
岩手・宮城・福島の出身、在住、在住歴がある、訪問経験があるなど、何らか由縁のある18歳~35歳の人が対象。岩手・宮城・福島3県を訪れてみたくなるような作品を募集。3件を舞台にした、若者が主人公の小説。規定枚数は12,000字(400 字詰原稿用紙換算30 枚)以内。MIRAI文学賞50万円×2名。別途、映像賞もあり。
小説・シナリオ
岩手・宮城・福島MIRAI文学賞2024「文学賞」
岩手・宮城・福島MIRAI文学賞事務局では、「岩手・宮城・福島MIRAI文学賞2024」を実施。
あの時から13年。
3県(岩手・宮城・福島)の出身、在住、在住歴がある、訪問経験があるなど、何らか由縁のある18歳~35歳の人を対象に、3県を訪れてみたくなるような作品を募集。

2024年11月30日(土) 締切
MIRAI文学賞 50万円×2名
第1回大河ドラマ原作、『花の生涯』を描いた舟橋聖一を顕彰! 〔30歳以下〕舟橋聖一顕彰青年文学賞
規定枚数は50枚以内。募集ジャンルは小説のほかに、随筆、戯曲、評論。13歳〜30歳以下の青年たちに向け、自身の「今」を文学にしてもらおうという本賞。滋賀県彦根市が主催し、舟橋聖一の功績を讃えて開催。同氏は歴史小説や風俗小説で人気の作家。幕末の大老・彦根藩主井伊直弼の生涯を描いた『花の生涯』は第1回大河ドラマの原作に。賞金は30万円。
小説・シナリオ
第36回舟橋聖一顕彰青年文学賞
彦根市では、昭和59年12月、舟橋家から「故舟橋聖一氏顕彰事業基金」としての寄附を受け、これを元に平成元年度から、全国の青少年を対象に広く作品を公募し、文学の登竜門として、「青年文学賞」を贈ってきました。36回目となる今年度も、全国の青少年から優れた作品を募ります。

2024年09月01日(日) 締切
正賞:賞状および舟橋聖一色紙 副賞:金15万円
漱石も激賞した『土』の長塚節を顕彰 長塚節文学賞 短編小説(一般)部門
規定枚数は21〜50枚。常総市出身の歌人・作家の長塚節(たかし)を顕彰する文学賞。長塚節は正岡子規の愛弟子。小説の代表作には夏目漱石に激賞された『土』がある。短編小説(小中高生)部門、短歌部門、俳句部門がある。小中高生部門以外は応募料1000円が必要。短編小説(一般部門)の賞金は20万円。
小説・シナリオ
第27回長塚節文学賞
長塚節文学賞は、常総市出身の歌人・作家として知られる長塚節(ながつかたかし)を広く顕彰するため、短編小説・短歌・俳句の三部門について作品を公募し、入選作品集の刊行等を通して、「節のふるさと常総」の文化を全国に発信していこうとするものです。

2024年08月30日(金) 締切
短編小説部門大賞:賞金20万円+賞状(特別賞)+記念品
目標にしたい文芸賞は、見つかりましたか?
応募まで漕ぎ着けることは決して簡単ではありませんが、きっとこれからの創作活動の糧になるはずです。皆さんが執筆を楽しみながら、1つでも何か掴めることを願っています。