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締切迫る!世界最大級の俳句コンテスト「お~いお茶新俳句大賞」が熱い - 4,540万句を超える応募数に

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俳句
報道発表
第三十六回伊藤園お~いお茶新俳句大賞 募集(プレスリリースより)

伊藤園が主催する「第三十六回お~いお茶新俳句大賞」の応募締切が2025年2月28日に迫っている。このコンテストは、世界No.1の緑茶飲料ブランド「お~いお茶」の発売を記念して1989年に始まり、現在では応募作品数日本一の創作俳句コンテストに成長した。

累計応募総数は驚異の4,540万句を超え、その規模は他に類を見ない。特筆すべきは、これまでに世界103カ国から作品が寄せられていることだ。まさに、日本の伝統文化である俳句を世界に発信する重要な役割を果たしている。

応募部門は、小学生から一般まで幅広く、英語俳句の部門も設けられている。テーマは自由で、日常生活で感じたことを五・七・五のリズムで表現すればよい。季語や定型にこだわる必要がないため、初心者でも気軽に参加できるのが特徴だ。

入賞作品は、「お~いお茶」のパッケージに掲載される。これは、短文表現の発表の場として自社製品を活用するという、現代にマッチした新しい文化活動の形だ。

審査員には、俳人だけでなく、作家の宮部みゆき氏や写真家の浅井愼平氏など、様々な分野の著名人が名を連ねている。多角的な視点で作品を評価することで、従来の俳句の枠にとらわれない新しい表現を発掘している。

昨年の文部科学大臣賞受賞作品「二億年の地層の春っぽい部分」(川崎智美さん)は、地質学的な時間スケールと春の訪れを巧みに結びつけた斬新な一句だ。また、金子兜太賞を受賞した11歳の菱木あかねさんの「ランドセル暴れる文豪つめこんで」は、子供らしい想像力と読書への情熱が感じられる作品だ。

このコンテストは、俳句を通じて日本文化を守り、広く社会に伝えていく取り組みとして高く評価されている。また、教育現場でも注目を集めており、若い世代の俳句への関心を高める一助となっている。

締切まであと数日。あなたの感性を五・七・五に込めて、世界最大級の俳句コンテストに挑戦してみてはいかがだろうか。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000044.000011926.html