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入選すればシナリオライターデビュー!? テレビドラマの脚本を書きたい方におすすめの登竜門的コンテストを一挙ご紹介

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※掲載している情報は過去のものの場合があります。今年度の開催状況は、主催者サイトを随時ご確認ください。

狙うべきシナリオ公募は?

ヤングシナリオ大賞以外に、今、注目したいシナリオ公募をご紹介します。


枚数や時期などでそのまま応募先をスライドさせられるか比較したい方はこちらの記事もおすすめです。
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テレビ局主催の賞としてヤンシナに次ぐ歴史あり
テレビ朝日新人シナリオ大賞

2025年の今年、第25回の開催が決定しています。テーマ「ミステリー」で脚本を募集。年齢制限はありません。選考委員は井上由美子さん、岡田惠和さん、両沢和幸さん。大賞には500万円が贈られます。

今年も開催があるか?
TBS NEXT WRITERS CHALLENGE

TBS連ドラ・シナリオ大賞がリニューアルされてスタートした本賞。2023年に第2回が開催され、最終結果は現時点で出ていません。今後も開催される予感。気になる人は早めに準備を。

前回と同じスケジュールなら11月締切
日テレシナリオライターコンテスト

テーマ自由、年齢制限なしで毎年開催されている日本テレビ主催のコンテスト。前回の結果は今年の8月に発表される予定です。大賞には300万円。日本テレビでは「スタジオセンター」という組織を立ち上げ、海外のドラマ制作のようには複数の脚本家が議論をしながらドラマ制作する方式を視野に入れています。

注意! 2025年にリニューアル予定
創作テレビドラマ大賞

日本放送作家協会とNHKが共催する賞。2025年から募集期間や要項をリニューアル予定とのことです。つまり、なんらかの形式で2025年も開催されそうだとも言えます。最近では第47回(2022年)大賞を受賞した森野マッシュさんに注目。大学で坂元裕二さんに師事した森野さんは本賞受賞作の「ケの日のケケケ」で感覚過敏の主人公を描き、「VRおじさんの初恋」やBL作品などでも活躍する気鋭の脚本家です。

チーム戦でいこう!
NHK 脚本開発チーム「WDRプロジェクト」メンバー募集

NHKでは2022年にWriters' Development Roomという、脚本開発に特化したチームを立ち上げました。そのメンバーを追加募集するもの。前述の日テレシナリオライターコンテストにもある通り、チームで脚本を開発するという海外ドラマの手法を取り入れる動きが活発になってきました。切磋琢磨し、忌憚のない意見を交換することで、より時代にマッチした新しい作品が生まれそうです。

そのほか、ショートドラマシナリオ甲子園、U35ホラー映画脚本賞NN0000など、特色のあるシナリオ公募にも挑戦したいところ。WEB配信サービスなど映像作品を扱う媒体も多様化するなかで、自分の強みを活かせる場が見つかるかもしれません。

スケジュールの変更にも注意

ヤングシナリオ大賞の最終結果発表や、今年の開催の目処が立たない現在、今後の動向には注目したいところです。スケジュールの後倒しや、それに伴う年齢制限の緩和などあるのでしょうか。

他のシナリオ公募も、例年通りと思い込まずに早めにKouboなどから詳細を確認しましょう。創作テレビドラマ大賞のようにすでにリニューアルを予定している賞もあります。時代を先取るドラマを生みだすため、各テレビ局も新たな道を探っている状況です。

視野を広く持ち、きたるチャンスを確実につかめるように準備したいですね! シナリオライターを目指して研鑽するみなさんの思いが通じるようにKouboも応援しています。

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