ビジネスマッチングサイト「比較ビズ」が実施した「会社のロゴ作成を依頼したい芸能人」ランキングで、所ジョージが1位に輝いた。この調査結果は、企業のブランドイメージを左右するロゴデザインに対する一般の人々の期待と、芸能人の隠れた才能への評価を浮き彫りにしている。

調査は657人を対象に行われ、回答者は1位から3位まで芸能人名を挙げ、順位に応じてポイントが付与された。その結果、所ジョージが191ポイントを獲得し、トップの座を射止めた。2位には香取慎吾（127ポイント）、3位には大野智（125ポイント）が続いた。

所ジョージが1位となった理由として、多くの回答者が彼の多才さとユーモアのセンスを挙げている。「世田谷ベースなど、オリジナリティあふれる作品を生み出しているので、良いデザインを考えてくれそう」という声や、「相手の状況を判断して柔軟に考えてくれそう」といった期待が寄せられた。

2位の香取慎吾は、アート活動での実績が高く評価された。個展開催の経験や、ユニークな作品制作が注目を集め、「斬新すぎず、よく考えて仕事を引き受けてくれそう」という声が多く聞かれた。3位の大野智も、24時間テレビのチャリティーTシャツデザインの実績や個展開催経験が評価され、「センスのいい作品を輩出している」との評価を得ている。

興味深いのは、4位にお笑い芸人のくっきー!（野生爆弾）がランクインしたことだ。彼の独特な世界観と奇抜なアイデアが、「他社と差別化できるロゴを作ってくれそう」という期待につながっている。5位には博識で知られるタモリがランクイン。幅広い知識と経験を活かした、洗練されたデザインへの期待が高まっている。

この調査結果は、企業のブランディングにおけるロゴの重要性と、それを担う人材への期待の高さを示している。同時に、芸能人たちの多彩な才能が、エンターテインメント以外の分野でも高く評価されていることが明らかになった。

「比較ビズ」の調査は、企業と個人をつなぐビジネスマッチングの新たな可能性を示唆している。今後、こうした意外な才能の発掘と活用が、ビジネス界にどのような影響を与えるのか、注目が集まりそうだ。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000034.000100813.html