世界的アーティスト草間彌生の魅力が詰まった展覧会が、2025年7月16日から2026年1月12日まで、エスパス ルイ・ヴィトン大阪で開催される。「INFINITY - SELECTED WORKS FROM THE COLLECTION」と題されたこの展覧会は、2025年日本国際博覧会（大阪・関西万博）に合わせて企画された特別なイベントだ。

草間彌生といえば、水玉や無限の網目模様で知られる日本を代表するアーティスト。本展では、彼女の初期作品から最新作まで、長年にわたる創作活動の軌跡を辿ることができる。特に注目すべきは、草間の代表作「無限の鏡の間―ファルスの原野（または フロアーショー）」。1965年に制作されたこの作品は、鑑賞者を果てしなく続く水玉の世界へと誘い、没入感あふれる体験を提供する。

展示される作品群からは、草間の創作が日本やアメリカの美術史における主要な潮流とどのように関わってきたかが見えてくる。ポップアートやミニマリズムとの呼応、そして彼女独自の世界観が織りなす作品の数々は、見る者を圧倒するだろう。

本展は、フォンダシオン ルイ・ヴィトンが所蔵するコレクションを世界各地で公開する「Hors-les-murs（壁を越えて）」プログラムの一環。より多くの人々に草間の作品を体験してもらうという理念のもと、大阪の地で開催される。

入場は無料だが、会場の混雑状況によっては入場を待つ場合もあるという。また、毎月第1金曜日と土曜日には、スタッフによるグループツアーも予定されている。草間彌生の芸術世界に浸る絶好の機会。大阪・関西万博と合わせて、ぜひ足を運んでみてはいかがだろうか。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001965.000060591.html