文芸公募ニュース 5.9更新 文学賞発表情報


毎月第2・第4金曜日更新の「文芸公募ニュース」最新版です。
GWも終わり、皆さん、ぐったりしていませんか。公募はなんといっても夏場が最盛期。文芸公募も毎日新しい情報がアップされています。長いものを書きながら、合間に短いものを挟み込むなどスケジュールをしっかり立て、応募漏れしないようにしましょう。
ではでは、今回収集した結果発表をご覧ください。
プロの登竜門文学賞 締切・発表スケジュール
エッセイ公募 締切・発表スケジュール
童話・児童文学公募 締切・発表スケジュール
隠れた優良公募 B級文学賞 締切・発表スケジュール
ライトノベル 締切・発表スケジュール

第24回長編児童文学新人賞
第24回長編児童文学新人賞は、応募総数106編の中から、下記のように入選1編、佳作1編が選出された。
主催:日本児童文学者協会
入選
「注射をもってあの島へ」好美松
佳作
「もじ屋のねこ」さかねみちこ
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第15回集英社みらい文庫大賞
第15回集英社みらい文庫大賞は、冒険、恋愛、スポーツ、ナゾ解き、歴史、ホラー&ミステリー、笑える話、動物もの、鉄道ものなど、ジャンルを問わず、小学生に向けたオリジナルのエンターテイメント小説を募集。300編超の応募があり、大賞該当作はなかったが、下記のように入選作が決まった。
主催:集英社
優秀賞
「アクマペイ」ながのたかひろ
「MCとりもも・バトルステージ」くまがいきいろ
※WEBサイトには受賞の言葉や選評が掲載されています。
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第3回「青いスピン」作品募集
「青いスピン」では、小学校高学年から中学生を対象とした物語、小説を募集し、210編の応募の中から、西本鶏介、安東みきえ、椰月美智子の3氏の選考により、下記のように入選者が決まった。
主催:東京書籍
入選
「がんばれ、兄ちゃん」オガワメイ
「バトンとハナのあな」文月レオ
佳作
「七夕の空」にたくみこ
「幸せの四つ折りメモ」島田美里
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令和6年度「ちょっと照れくさい孝行のメッセージ」
「ちょっと照れくさい孝行のメッセージ」は、直接言うのはちょっと照れくさい、そんな孝行のメッセージを募集。このほど、令和6年度の結果が決まった。
主催:市原村づくり協議会
最優秀賞
母は「ありがとう」をよく言う。
そんな母を見て育った私も、
「ありがとう」をよく言うようになった。
お母さん、優しい言葉を教えてくれて、
「ありがとう」。
山内梓(大阪府・17歳)
優秀賞
久しぶりに台所に並んで立つと
驚くほど母は小さくなっていた。
しわの手で作る煮物に胸が痛んだ。
味わって食べよう。
いつまでもお母さんでありがとう。
永田智子(福島県・42歳)
言えた。目を閉じる前に。
お母さんに出会えてよかったよ。
生んでくれてありがとう。お母さんに
会うために、僕は生れてきたんだよ。
この世界に。
吉沢慎一郎(大阪府・49歳)
父も母も、明日にはもう忘れている。
だけど伝えるよ“ありがとう”って。
例え今日の記憶が消え去っても、
毎日新しい気持ちで言葉にするよ。
古川有理子(島根県・52歳)
父の通夜、葬式に
私の知らない若い青年が号泣していた。
いつも父に叱咤激励されていたと。
実は、影で偉大だった父
それだけで、私の心は救われた。
前田千佳(福岡県・43歳)
親にプレゼントだなんて、恥ずかしい!
そう思っていた私が、両親の似顔絵を
描いた日。似てるかな?
誕生日まで、あと十日。
喜んでくれるといいなぁ。
伊勢元咲希(愛媛県・27歳)
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第17回日本新薬こども文学賞 物語部門
第17回日本新薬こども文学賞は、物語部門874編、絵画部門244点の応募があり、絵本作家の山本省三氏、かさいまり氏、小児科医の松永正訓氏、ほか4名の計7名からなる審査員による厳正な審査の結果、以下のように入選者が決まった。
ここでは物語部門のみ発表します。
主催:日本新薬
最優秀賞
「エビくんとエビギョウザくん」田中すず花
大人の部
優秀賞
「白くまちゃんと星の花」中村れいこ
佳作
「はかば寄席は、だいはんじょう」感王寺美智子
「パジャマネコ」まがきくにこ
こどもの部
優秀賞
「モアのふしぎな出会い」マコスティックマイヤー
佳作
「サンタさんの1年」伊巻璃歩
「自由なおんぷ」内山璃乃
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