文芸公募ニュース 5.9更新 文芸ニュース拾い読み



第38回三島賞、山周賞候補作発表
第38回三島由紀夫賞と山本周五郎賞の候補作が発表になった。
選考会は2025年5月16日(金)に行われ、同日発表になる。
第38回三島由紀夫賞 候補作品
『女の子たち風船爆弾をつくる』(文藝春秋) 小林エリカ
『改元』(石原書房) 畠山丑雄
『光のそこで白くねむる』(河出書房新社) 待川匙
「あなたの名」(雑誌「新潮」) 小池水音
「橘の家」(雑誌「新潮」) 中西智佐乃
第38回山本周五郎賞 候補作品
『女の国会』(幻冬舎) 新川帆立
『彗星を追うヴァンパイア』(KADOKAWA) 河野裕
『梅の実るまで―茅野淳之介幕末日乗―』(新潮社) 高瀬乃一
『ブレイクショットの軌跡』(早川書房) 逢坂冬馬
三島由紀夫賞は純文学、山本周五郎賞はエンタメ小説が対象で、芥川賞と直木賞と同じような位置づけ。主催は新潮文芸振興会。
山崎ナオコーラさん、第17回ベストマザー賞2025に
第17回ベストマザー賞2025は作家の山崎ナオコーラさんに決まり、東京都内で授賞式が行われた。
同賞は、「子育ての多様性」「ママの多様性」をテーマに、一般からの共感や好感を元に1年間の投票で選出。山崎ナオコーラさんは文芸部門で受賞した。
山崎ナオコーラさんは、2004年「人のセックスを笑うな」で第41回文藝賞を受賞してデビュー。2017年、『美しい距離』で第23回島清恋愛文学賞、2023年、『ミライの源氏物語』で第33回Bunkamuraドゥマゴ文学賞を受賞している。
公募ガイドにも出ていただいたことがあり、「ナオコーラ」のペンネームはそうしないと目立たないからと答えていました。「山崎ナオコーラ」のほかに、「山崎ロック」というペンネームも考えていてそうで、「山崎(ウィスキー)と言えばロックだから」とのこと。
昨年は、二人のお子さんを連れて文学フリマに出店し、ソーダ書房という架空の出版社から出した本を売っていました。5.11も出店されるのかな~。
文学賞ではないですが、とにもかくにも受賞おめでとうございます。
文芸公募ニュースバックナンバー
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2025.1.31更新 発表:第28回伊豆文学、第20回木山捷平短編小説賞、ほか
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