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『スキップとローファー』の能登支援広告がグランプリ獲得!朝日広告賞で講談社初の快挙

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報道発表
プレスリリースより

講談社の人気漫画『スキップとローファー』による能登半島地震被災地支援プロジェクトの新聞広告が、「第73回 朝日広告賞」のデジタル連携の部でグランプリを受賞した。この受賞は、講談社にとって同賞で初のグランプリ獲得となり、広告業界に大きな反響を呼んでいる。

受賞対象となった広告は、2024年12月23日に朝日新聞に掲載されたもので、「スキップとローファーと能登」という支援プロジェクトを告知するために制作された。大きな紙面に描かれた主人公・みつみの力強い眼差しは、多くの読者の心を捉えた。

このプロジェクトは、特設サイトで作品の第1話を読むと100円が寄付される仕組みを採用。読者の小さな行動が被災地支援につながるというアプローチが評価された。結果として、10万7,149人もの参加者を集め、目標の1,000万円全額を石川県の義援金口座に寄付することに成功した。

『スキップとローファー』は、地方出身の高校生・岩倉美津未の東京での生活を描いた作品で、「マンガ大賞2020」第3位や「講談社漫画賞」総合部門を受賞するなど、高い評価を受けている。本作の舞台となった能登半島が被災したことを受け、著者の高松美咲氏とアフタヌーン編集部が中心となって支援活動を展開してきた。

講談社は今回の受賞による副賞100万円も石川県の義援金口座に寄付する予定だ。この取り組みは、エンターテインメントと社会貢献の融合という形の支援活動として注目を集めている。

朝日広告賞は1952年に創設された歴史ある賞で、新聞広告の質と表現の向上を目指している。今回の受賞は、デジタルと紙媒体を効果的に連携させたアプローチが評価された結果といえるだろう。

『スキップとローファー』は現在も連載中で、コミックス第12巻が2025年8月22日に発売予定。さらに、TVアニメ第2期の制作も決定しており、今後も作品の人気と共に、被災地支援の輪が広がることが期待される。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000007413.000001719.html