人気俳優の坂口涼太郎が、初のエッセイ本『今日も、ちゃ舞台の上でおどる』を2025年8月4日に講談社から発売する。これを記念して、8月9日に渋谷の大盛堂書店でトークイベントとサイン会が開催されることが決定した。

坂口は「ちはやふる」シリーズや NHK連続テレビ小説「おちょやん」「らんまん」など、数々の話題作に出演し、高い演技力と存在感で注目を集めている俳優だ。今回のエッセイでは、「あきらめ活動」（略して「らめ活」）という独自の視点から、日常生活の中に隠れた価値を見出す。

本書は、講談社のウェブマガジン「ミモレ」で人気を博した連載が書籍化されたもの。坂口特有の関西弁を交えた語り口で、働き方、家事、人間関係、美容、ファッション、社会問題など幅広いテーマについて綴られている。

出版記念イベントは2部構成で行われ、第1部では坂口自身によるトークショーが、第2部では第172回芥川賞受賞作家の安堂ホセをゲストに迎えてのトークセッションが予定されている。イベントの参加には事前応募による抽選が必要で、応募期間は7月7日から12日まで。

また、7月11日から17日までの間、渋谷の楽天ビジョンで15秒の告知動画が放映される予定だ。街頭の大型ビジョンで坂口の姿を見られる貴重な機会となりそうだ。

坂口は本書について「『諦める』とは『明らかにする』こと」と語り、現実を受け入れつつも工夫して生活することの大切さを説いている。彼の独特な視点と表現力が、読者の日常に新たな気づきをもたらすことだろう。

俳優としてだけでなく、ダンサーや振付師、シンガーソングライターとしても活躍する坂口。その多彩な才能と独創的な感性が詰まった一冊は、多くの読者の心に響くに違いない。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000007444.000001719.html