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日本橋の新たな顔!工事仮囲いがアートギャラリーに大変身

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報道発表
「日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業」の仮囲い装飾(プレスリリースより)

日本橋の街並みに、新たな彩りが加わった。日本橋リバーウォークエリアで進行中の大規模再開発工事の仮囲いが、アートギャラリーとして生まれ変わったのだ。「NIHONBASHI RIVER WALK MUSEUM」と名付けられたこのプロジェクトは、工事期間中の街の賑わい創出を目指している。

第一弾として、日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業の仮囲いに、若手デジタルアーティスト・ナカミツキ氏による作品「Nihonbashi Symphonia ー響きあう多声的な都市像ー」が登場した。七色のグラデーションと歴史的モチーフを用いた作品は、日本橋の過去と未来を鮮やかに描き出している。

作品には、麒麟や獅子、松など日本橋にゆかりの深いモチーフが散りばめられており、街の歴史と文化を感じさせる。これらのモチーフは、日本橋の装飾にも用いられてきたものだ。例えば、「日本橋から飛び立つ」という願いを込めて翼が付けられた麒麟像や、「東京の守護」を象徴する獅子像などが描かれている。

このプロジェクトを主催するのは、一般社団法人日本橋リバーウォークエリアマネジメント。日本橋リバーウォーク内の5つの再開発エリアで順次展開していく予定だ。街歩きをしながら、各地区の仮囲い装飾を巡ることで、エリアの魅力を再発見できるだろう。

また、本プロジェクトは若手アーティストの支援も兼ねている。今回の作品を手がけたナカミツキ氏は、TOKYO MIDTOWN AWARD 2023アートコンペの受賞者だ。東京ミッドタウンとの連携により、才能ある若手アーティストに活躍の場を提供している。

日本橋リバーウォークエリアマネジメントは、この仮囲い装飾プロジェクトのほか、公式ホームページの運用や街づくりプレゼンテーション拠点「VISTA」との連携を通じて、エリアの情報発信と賑わいづくりに貢献していく。

工事期間中も魅力的な街づくりを進める日本橋。アートと歴史が融合した新しい景観は、訪れる人々の目を楽しませ、街の活気を保つことだろう。日本橋リバーウォークの変貌を、ぜひ自分の目で確かめてみてはいかがだろうか。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000868.000051782.html