アートと日常を融合させる新たな試みが、東京・六本木ヒルズで始まる。障害のある作家のアートを活かしたクリエイティブカンパニー「HERALBONY（ヘラルボニー）」が、ラグジュアリーセレクトショップ「エストネーション」とタッグを組み、2025年7月9日から31日までの期間限定でポップアップストア「HERALBONY JOURNEY」を開催する。

今回のイベントでは、“JOURNEY（旅）”をテーマに、アートと共に歩む日常の豊かさを提案。会場では、ヘラルボニー契約作家marinaと中尾涼の原画作品を展示するほか、彼らの作品をベースにデザインされた限定コラボレーションアイテムも登場する。

注目は、marinaの作品《marina-moji004》を取り入れたSTATE OF ESCAPEのバッグコレクション。独自の言語とも言える「marinamoji（marina文字）」と、ブランドの繊細な職人技術が融合した逸品だ。また、中尾涼の力強い英字や数字のアートを裏地に採用したEMMETIのレザージャケットも、オーダー会で展開される。

さらに、2025年7月12日には作家・marinaによるライブペインティングイベントも開催。アートが生まれる瞬間を目の当たりにできる貴重な機会となりそうだ。

ヘラルボニーの共同代表・松田崇弥氏は、エストネーションとのコラボレーションについて「ラグジュアリーの本質を追求するエストネーションと、障害のイメージ変容を目指す我々の価値観が重なり合い、新しい文化の創出につながった」とコメント。アートを通じて、ファッションの新たな可能性を探る試みとして注目を集めそうだ。

アートとファッションの境界を越えた、この斬新なコラボレーションを体験できるのは2025年7月31日まで。六本木ヒルズを訪れる際は、ぜひ足を運んでみてはいかがだろうか。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000431.000039365.html