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10歳までペンを持てなかった少年が生み出す色彩の宇宙!世界遺産・仁和寺で開催される「轟 修杜 アール・ブリュット展」が見逃せない

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報道発表
プレスリリースより

言葉では表現できない世界を、独自の方法で"描くことば"として表現し続けるアーティスト、轟 修杜。彼の作品が世界遺産・仁和寺(京都市)で開催される個展「轟 修杜 アール・ブリュット展」で公開される。

幼少期に「自閉的傾向の発達障害」と診断された轟氏は、10歳までペンを持つことさえ困難だった。しかし、音楽の先生との取り組みをきっかけに描くことの楽しさに目覚め、今では想像もできないほどの力強い筆圧で作品を生み出している。

本展では、ひらがな・カタカナ・アルファベット・数字などを自由に組み合わせた、カラフルで独創的な模様が特徴的な作品が展示される。2000枚に1枚の割合で完成に至るという創作過程も垣間見ることができ、アール・ブリュットの精神が息づく唯一無二の作品群は、観る人の心に深く語りかけるだろう。

さらに特別企画として、打楽器とヴィブラフォンによる即興演奏会「SHUTOooからきこえるおと in 仁和寺」も開催。轟氏の作品から感じ取った音楽が、仁和寺の荘厳な空間に響き渡る。

展覧会は2025年7月28日から8月10日まで開催。入場料は仁和寺の御所庭園拝観料(大人800円、高校生以下無料)で観覧可能。即興演奏会は8月8日・9日の17時からで、別途1000円(高校生以下無料)が必要となる。

言葉での表現が難しかった少年が、"描くこと"で世界とつながり、その独特な"ことば"が世界遺産で響く。この夏、京都の仁和寺で繰り広げられる色彩豊かな宇宙を、ぜひ体感してほしい。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000024.000076031.html