絶賛公開中!NTLive『欲望という名の電車』劇場公開記念イベントを開催しました。テネシー・ウィリアムズを深く知る小田島恒志さんと、同じく翻訳家で活躍する小田島創志さんが興味深い話を展開しました。
現在、東京・TOHOシネマズ 日比谷と大阪・扇町キネマで公開中のNTLive『欲望という名の電車』の劇場公開を記念して、7/31(木)にトークイベント付き先行上映が開催されました。

NTLive『欲望という名の電車』ジリアン・アンダーソン Photo by Johan Persson
本イベントは、イベント2日前からの座席販売時から瞬く間に予約が入り、すぐに満席になる盛況で当日を迎えました。テネシー・ウィリアムズ『欲望という名の電車』を蜷川幸雄氏の演出(大竹しのぶさんがブランチ、寺島しのぶさんがステラを演じた)のために翻訳をしたことがある小田島恒志さんは、当時の蜷川氏とのやりとりも含めながら、本作についてのさまざまな知識を教えてくださり、司会進行も兼ねてトークに参加してくださった小田島創志さんもテネシー・ウィリアムズの脚本の特徴であるト書きについても話してくださり、『欲望という名の電車』の創作の裏側からジリアン・アンダーソン主演版の特徴など、とても興味深いお話が伺えました。
その模様を収録した動画が完成しましたので、ぜひお楽しみください。
https://www.youtube.com/watch?v=_sOMtntcbcM
本作は、絶賛上映中です。ぜひ、こちらのトークをご覧になって映画館では本編をお楽しみください。
TOHOシネマズ 日比谷
8/2(土) 19:25~
8/3(日) 19:25~
8/4(月) 19:00~
8/5(火) 19:40~
8/6(水) 19:00~
8/7(木) 19:00~
扇町キネマ
8/2(土)~8/7(木) 16:00~

欲望という名の電車_トークイベント
公開記念トークイベントのゲストプロフィール
小田島恒志さん(英文学者・戯曲翻訳家)
早稲田大学教授として英文学・演劇を研究・指導している。テネシー・ウィリアムズ『欲望という名の電車』をはじめ、『ゲットー』『コペンハーゲン』『プルーフ/証明』『エヴァ、帰りのない旅』『アルカディア』『ハリーポッターと呪いの子』(小田島則子共訳)など、多くの現代戯曲を舞台上演用に翻訳してきた。他に、早稲田大学坪内逍遙大賞や毎日芸術賞、読売演劇大賞、紀伊國屋演劇賞などの選考委員を歴任し、現代日本演劇の発展に寄与している。
小田島創志さん(戯曲翻訳家)
ハロルド・ピンター、トム・ストッパードなど20世紀英国演劇が専門で、翻訳戯曲には『受取人不明 ADDRESS UNKNOWN』(2018年)、『タージマハルの衛兵』(2019年)、『アンチポデス』(2022年)、『聖なる炎』(2023年)、『エンジェルス・イン・アメリカ』(2023年)、『白衛軍-The White Guard』(2024年)など、多数ある。2025年6月には自身による新訳シェイクスピア『リチャード三世』が上演され話題になった。

NTLive『欲望という名の電車』ジリアン・アンダーソン Photo by Johan Persson
作品概要
上映時間:3時間22分/演出:ベネディクト・アンドリュース/作:テネシー・ウィリアムズ/ 出演:ジリアン・アンダーソン、ベン・フォスター、ヴァネッサ・カービー
ヴィヴィアン・リーやマーロン・ブランドが出演した映画版(51年)でも知られるテネシー・ウィリアムズの名作に、アメリカ人女優ジリアン・アンダーソンが挑戦。 没落した名家の令嬢ブランチがたどる悲しい末路を体現する。彼女のキャリアの中で最も素晴らしい演技だと称されたブランチ役.
🏆2015年ローレンス・オリヴィエ賞 最優秀リバイバル賞ノミネート
🏆2015年ローレンス・オリヴィエ賞 最優秀女優賞(ジリアン・アンダーソン)ノミネート
🏆イブニング・スタンダード演劇賞で最優秀女優賞をジリアン・アンダーソンが受賞
The GuardianやThe Timesなど英国の主要紙からは”2014年ベスト舞台演出””今世紀最高の『欲望という名の電車』演出”として絶賛された、ジリアンの見事な熱演をお見逃しなく
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