駅

応募総数285編

※最優秀賞（がみの「流れる町」）は月刊公募ガイド3月号（2/7発売）に掲載しています。

ここでは佳作7編と選外佳作8編を全文紹介します。

「入口」十月

「上りが下り」高田昌彦

「キャバクラのティッシュ配り」岡本香月

「日常」かく芙蓉

「駅前留学」矢野薫

「地下鉄を渡り歩く」青野明人

「憂鬱の人」古賀未怜

「家出」高山純

「Love Of My Life」高橋百合子

「無賃乗車」秋あきら

「東京物語時刻表」野崎順平

「ホームにて」荻野直樹

「田舎の駅」白浜釘之

「町の外へ　駅の外へ」車坂兵吾

「迷霧」和泉あや子

阿刀田高（あとうだ・たかし）

'78年『冷蔵庫より愛をこめて』でデビュー。'79年『来訪者』で日本推理作家協会賞受賞。短編集『ナポレオン狂』で第81回直木賞受賞。'95年『新トロイア物語』で吉川英治文学賞受賞。ミステリーやブラックユーモア、「奇妙な味」の短編で知られる。ショートショートでは星新一死後の第一人者的存在。短編小説のほか、『旧約聖書を知っていますか』『新約聖書を知っていますか』『短編小説のレシピ』『知的創造の作法』など著書多数。