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【北斎館 50周年記念事業】6月末よりフランスのナント歴史博物館主催「小布施 北斎の傑作 EXPOSITION HOKUSAI」が大々的に開催!

北斎館
2025年6月28日から9月7日まで、フランスのブルターニュ大公城のナント歴史博物館にて、小布施の北斎作品160点以上の作品が展示される20万人規模の大規模展が開催。北斎館・小布施町が協力しています。


ナント歴史博物館 「小布施 北斎の傑作」展 フランス版プレスリリース表紙

 北斎館は2026年の50周年記念事業の一環として、また「北斎の町 小布施」を世界に顕彰するため、積極的な国際協力事業を行っています。

 この度、2025年6月から2ヶ月間にわたり、フランスの地方都市 ナントにあるナント歴史博物館(ブルターニュ大公城)にて、小布施にある北斎作品を中心に「小布施の北斎」に注目した大規模な葛飾北斎展(EXPOSITION HOKUSAI)が開催され、北斎館が企画展の開催パートナーとして全面協力しております。

 今回のフランス ナント「小布施 北斎の傑作」展は、ヨーロッパ中から100万人以上が訪れる夏のナントにて、20万人の集客が見込まれる大規模展となり、「北斎の町 小布施」を多くの方が認知いただく、またとない機会となります。



フランスの都市ナントにあるナント歴史博物館は、ブルターニュ大公城を改装して運営されている。写真は展示予定会場


都市ナント・ナント歴史博物館(ブルターニュ大公城)について

 フランス西部にある都市ナント(Nantes)は、ロワール川河畔に面した港を持ち、かつては国際貿易で栄え、ブルターニュ大公のお城もある歴史ある都市です。
 特に、近年は文化政策に力を入れており、毎年夏にヨーロッパから100万人を超える人が訪れる「ボヤージュ・ア・ナント(Le Voyage a Nantes)」という観光キャンペーン中には、街中で様々なパブリックアートが展示されるなど、文化芸術の町としても有名です。
 この中で、ナント歴史博物館は、ブルターニュ大公城内にあり、フランス国内でも有数の美術館となっています。特に、夏のバケーション時期に開催される国際展では、2ヶ月で毎年15-20万人の入館があります。今回の「小布施 北斎の傑作展」は、まさにこの国際展として、ボヤージュ・ア・ナントの目玉企画として、大々的に開催されます。
 同時に、パリの主要駅 モンパルナス駅でもタペストリーなどで大々的に宣伝され、パリを訪れる方にも、広く「小布施の北斎」を知っていただく機会となります。



ブルターニュ大公城 入り口。城内を美術品展示が可能なように改装され、ナント歴史博物館が設立された。

ナント歴史博物館「小布施 北斎の傑作展」 主な展示作品

 ナント歴史博物館「小布施 北斎の傑作展」は、北斎が晩年を過ごし傑作をいくつも残した小布施にある北斎の代表作を中心に構成されています。北斎にとって大切な「水と波」などのテーマを中心に、北斎が晩年に滞在し、最後の傑作を生み出した小布施で過ごした貴重な時間を感じとっていただけるような展示構成となっています。
「水と波」
日本的美意識の真髄に、直線遠近法やベロ藍(1820年代から大規模に輸入された合成染料)といった純粋な西洋的装置が用いられている。人間の運命のはかなさに焦点を当てるだけでなく、そのシンクロティックな次元は、時を超え、国境を超え、すべての人に語りかける普遍的な地位を与えている。レオナルド・ダ・ヴィンチが描いたモナ・リザの微笑みや、ミケランジェロが描いたシスティーナ礼拝堂の神の指のように。(フランス版プレスリリースより)

上町祭屋台天井絵「男浪」ー 今回の展覧会に出品予定 (撮影:OOIGAWA MOHEY)

北斎の作品には波のモチーフが目立つが、海、川、湖、滝、雨など、水の作用のさまざまなバリエーションもまた、グラフィック探求の切り口となっている。(フランス版プレスリリースより)

ナント歴史博物館 展示会場内 日本の美術品も展示できるように環境整備がされている

葛飾北斎『北斎漫画 七編』「阿波の鳴門」

ナント歴史博物館「小布施 北斎の傑作展」 PR動画が公開。
オンラインチケットが販売開始で、すでに1万人以上の事前予約!

 以下のような紹介動画が公開されております。
https://www.youtube.com/watch?v=r2Z7aBmPdjk

 5月5日に開始したオンラインチケットの事前販売では、1日ですでに12,000枚のチケットが事前購入されようで、フランス国内での注目度の高さが伺えます。
12 000 billets vendus en une journee : raz de maree pour l’exposition Hokusai a Nantes
(ナントで開催の北斎展、チケット1万2000枚がすでに購入され売れ行き好調 - 仏 Ouest France 紙)
 このほか、フランス在住の Youtuber に日本向けに展覧会の紹介動画を作成してもらう予定です。 

2026年秋に凱旋展を北斎館で開催予定

 ヨーロッパでの開催が注目される一方、日本・長野・小布施の皆様には、フランスのナントには、なかなか訪れていただくのが難しいと思います。このため、当館では50周年の秋シーズン(2026年10月24日~翌年1月17日 予定)にて、今回の展覧会の成果を「ナント歴史博物館凱旋展 小布施 北斎の傑作展」(仮)として開催を予定しております。ナントからも来賓に訪れていただく予定となっており、フランスのナントと長野の小布施の文化的友好が、さらに深まるきっかけとなればと思います。

 ぜひ、「小布施の北斎」の今後の海外展開にご期待ください。

葛飾北斎「菊」双幅 ー 今回の展覧会に出品予定



北斎館 50周年記念ロゴ

50周年記念特別サイトはこちら

お問い合わせ先
一般財団法人 北斎館
TEL:026-247-5206
https://hokusai-kan.com/

Instagramhttps://www.instagram.com/thehokusai_kanmuseum/
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