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ヘラルボニー、法人向けにインクルーシブなデザイン支援サービスの提供を開始

ヘラルボニー
DE&I実装の壁に「ちがい」を起点とした空間・体験設計で挑む。8月21日(木)17:30より、インクルーシブなサービス設計の裏側を体感できるイベントを開催




株式会社ヘラルボニー(本社:岩手県盛岡市、代表取締役 Co-CEO:松田 崇弥、松田 文登、以下「ヘラルボニー」)は、これまで全国200社以上との企業プロジェクト実績による知見を踏まえ、2025年8月より法人向けのインクルーシブなデザイン支援サービスの提供を本格的に開始。バリアフリーを超えて「ちがい」そのものを価値と捉え、空間・プロダクト・体験の設計プロセスにインクルーシブな視点を組み込むことで、DE&I(ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン)※を実装する企業や自治体を支援します。また、提供開始にあたり8月21日(木)17:30より、企業のサービス設計やブランド体験に活かせるインクルーシブな視点を体感できるイベントを開催いたします。

※DE&I(ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン)とは 
「多様性:Diversity」、「公正性:Equity」、「包含性:Inclusion」の頭文字から成る言葉。性別、年齢、国籍、障害の有無、価値観などが異なる多様な人たちが互いを尊重しあい、一人ひとりが活きる環境を実現するという考え方

「ちがい」を価値に変えるインクルーシブな設計支援の必要性




DE&Iや人的資本経営への関心が高まる一方で、「何から始めてよいかわからない」「費用対効果が見えない」「社内での合意形成が難しい」などの理由から、インクルーシブな設計が見送られるケースは少なくありません。

ヘラルボニーはこれまで、全国200社以上とのアートライセンス事業・クリエイティブ事業を通じて、障害のある作家の表現を中心にその「ちがい」に着目し、ひとりひとりのユニークさを価値と捉えて社会に届けてきました。今回、障害となる実体験のヒアリングや、有識者がプロセスから参画し、目指す空間や体験に向けて「ちがい」を起点に共創していく、新たな法人向けデザイン支援を開始します。

本サービスでは、「正解のない」とされるアクセシビリティやインクルーシブデザインの領域において、障害や障壁が経験にある当事者の視点をプロセスに組み込みながら、空間・プロダクト・体験の設計に取り組みます。企業様との実装経験をはじめとした自社での取り組みを通じて得た知見をもとに、アクセシビリティを「配慮」ではなく「ちがい」を起点とした創造性(クリエイティビティ)として捉え、アクセシブルでありながら、ブランドの独自性を際立たせる体験やサービスデザインを提案・実装します。

多様な価値観が共存する社会の実現に向けて、私たちはクライアントとともに継続的な共創を目指していきます。そして、「障害」の概念を変えるリーディングカンパニーとして、すべての人に「異彩」が届く社会を目指し、これからもあらゆる人とともに歩みを進めていきます。

※「インクルーシブ」とは
年齢、性別、国籍、障害の有無などに関わらず、あらゆる人が排除されることなく参加・利用できるように配慮された考え方や設計のこと。多様な背景を持つ人々がともに過ごし、活躍できる環境づくりを目指すアプローチを指します。

企画初期から伴走する3つのプランを展開

本サービスでは、以下3つのプランを中心に展開予定です。
いずれのプランにも、インクルーシブデザイン設計費、障害や障壁が体験にある当事者による監修・体験テスト、アクセシビリティチェックなどが含まれており、プロジェクト初期段階から伴走する体制を整えています。
- アクセシビリティ診断プラン
- - 課題を可視化し、改善の起点を明確に。空間・プロダクト・イベントの現状を多角的にチェックリストで診断し、優先すべき課題を洗い出します。
- アクセシビリティ実践プラン
- - “共感設計”で現場をアップデート。導線やサインの設計、体験改善を当事者の声を反映しながら具体化します。
- インクルーシブデザインプラン
- - “ちがい”を価値に変える共創型企画。障害のある当事者やクリエイターとともに、空間・什器・体験をカスタマイズしてプランニングいたします。




「異彩」を届けるプロデュース力と、社会実装に向けた設計力

本サービスは、以下のような視点での独自性を体感いただけます。
- 「ちがい」を起点に創造性を高めるインクルーシブな企画力
- 福祉的支援ではなく、本気でDE&Iを実装したい企業のスタンスを示す設計支援
- 見えづらい・伝わりづらい障害や心理的バリアにも配慮した設計アプローチ
- アートを起点に「異彩」に光を当ててきたヘラルボニーならではのプロデュース力

詳しくは下記お問い合わせ先までお気軽にご相談ください。
▶︎お問い合わせ:https://www.heralbony.jp/contact/new

事例紹介|Google、五感で遊ぶ謎解きプロジェクトなど

本サービスに関連する実績やインクルーシブデザイン事例は以下よりご覧いただけます。



▼Googleとヘラルボニーがともに切り拓く、アクセシビリティの未来
https://www.heralbony.jp/inclusive/with-google



▼"ちがい"とつくる体験のかたち。インクルーシブな「五感であそぶ謎解き」から見えたもの
https://www.heralbony.jp/inclusive/with-sapporo-cultural-arts-foundation

8月21日(木)開催|インクルーシブな視点を「体験」で学ぶイベント

本サービスの提供開始にあわせ、体験型イベントを以下の通り開催いたします。クリエイティブユニット“MAGNET”をゲストに迎え、商品やサービス設計に活かせるインクルーシブな視点を、登壇・体験・対話を通じて学べるイベントを2025年8月21日(木)に開催いたします。



《インクルーシブデザインの実装──思いもよらない体験のつくり方》
- 日時:2025年8月21日(木)17:30~19:30
- 会場:株式会社大広 イベントスペース(詳細は申込者にご案内)
- 開催形式:オフライン(会場参加のみ)
- 定員:事前申込制 30名(予定)
- 参加費:無料
- 内容:インクルーシブな視点を取り入れた空間・サービスの設計事例のプロセス紹介、展示とクロストークセッション、質疑応答
- 登壇者・ファシリテーター:
- - ヘラルボニー:阿部麗実
- - MAGNET:高橋鴻介、たばたはやと、和田夏実
- - 大広:宮下陽介
- 情報保障:手話通訳・リアルタイム音声認識字幕(日本語)※ご希望される方は、フォームにてご記入ください。
※そのほか、ご参加にあたって必要なサポートがございましたら、お申し込みフォームにてお知らせください。
- 会場協力:株式会社大広

▼お申し込み
以下Peatixページよりお申し込みください。
https://inclusivedesign0821heralbony.peatix.com
※申し込み締切:2025年8月19日(火)23:59まで

<STAFF>
プランナー:阿部麗実(ヘラルボニー)
プロジェクトマネージャー:吹田奈穂子(ヘラルボニー)
ビジネスプロデューサー:國分さとみ(ヘラルボニー)
【株式会社ヘラルボニー概要】
「異彩を、 放て。」をミッションに、障害のイメージ変容と福祉を起点に新たな文化の創出を目指すクリエイティブカンパニー。障害のある作家が描く2,000点以上のアート作品をIPライセンスとして管理し、正当なロイヤリティを支払うことで持続可能なビジネスモデルを構築。自社ブランド「HERALBONY」の運営をはじめ、企業との共創やクリエイティブを通じた企画・プロデュース、社員研修プログラムを提供するほか、国際アートアワード「HERALBONY Art Prize」の主催など、アートを軸に多角的な事業を展開しています。2024年7月より海外初の子会社としてフランス・パリに「HERALBONY EUROPE」を設立。

会社名:株式会社ヘラルボニー / HERALBONY Co.,Ltd.
所在地:岩手県盛岡市開運橋通2-38(本社)、〒104-0061 東京都中央区銀座2丁目5−16 銀冨ビル3F受付(東京拠点)
代表者:松田 崇弥、松田 文登
コーポレートサイト:https://www.heralbony.jp
オンラインストア:https://store.heralbony.jp/
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