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こんなにある! 童話・絵本公募 応募締切10-12月

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作文・エッセイ
テーマ別公募

※掲載している情報は過去のものの場合があります。今年度の開催状況は、主催者サイトを随時ご確認ください。

古くから伝わる民族の物語を、今の子どもたちに アイヌの伝統・文化を題材にした幼児向け絵本の原作募集

【絵本原作】 絵本の読み聞かせを通じて、子供たちにアイヌの文化や伝統を伝えたい。そんな思いを実現する作品を毎年募集しています。最優秀作品は絵本として刊行され、北海道内の幼稚園や保育園、図書館に配布されるそうです。また、主催者のWEBサイトから朗読などを視聴することもできます。最優秀賞を受賞したら、絵本刊行に至るまでの作業に協力できることが条件。真摯に挑みたい公募です。

100年経っても未だ色濃い久作の世界 夢野久作童話賞/夢野久作わたしの、いなか、の、じけん賞

【童話】 2023年に設立されたばかり。「ドグラ・マグラ」「犬神紳士」など地元・福岡を題材にした怪作を輩出している夢野久作の名前を冠した賞で、来年以降も継続が期待されます。「童話賞」は400字詰め原稿用紙4枚以内。最終審査は朗読によって行われます。「わたしの、いなか、の、じけん賞」は自分の生まれ育った「いなか」を舞台にした「じけん」を描いた短編小説の募集です。

日本近代童話の父に見守られて 小川未明文学賞

【児童文学】 1200編を超える童話を創作した小川未明は、「日本のアンデルセン」とも「日本近代童話の父」とも言われています。未明の文学精神である「人間愛と正義感」を、今の時代を生きる子どもたちに伝えられる作品を募集。小学校低学年向けの短編部門(400字詰め原稿用紙20〜30枚)、中学年以上向けの長編部門(同60〜120枚)、いずれも挑戦しがいがあります。

1年かけて本賞を目指す人も多い 日産童話と絵本のグランプリ

【童話】 注目度が高く応募者の多い本賞。例年、童話の部、絵本の部で合計2000点をこえる力作が寄せられています。作品のテーマは自由。400字詰め原稿用紙5~10枚と短めです。大賞受賞作品は出版され、書店で流通するほか、全国の図書館に寄贈されます。絵本画家の黒井健さん、絵本作家の高畠純さん、童話作家の富安陽子さん、児童文学作家の吉橋通夫さんと、そうそうたる顔ぶれが審査にあたります。

知らない人はいない、あの童話 グリム童話賞

【童話賞】 栃木県下野市にあるグリムの森(グリムの館)は、ドイツのかの有名な童話作家・グリム兄弟とその童話作品をイメージしてつくられた施設。「黄金のがちょうの泉」「七人の小人の広場」「お菓子の家」など、自然と共存する童話世界のなかでゆったりすごせます。400字詰め原稿用紙10枚以内の童話を募集。前回(第23回)のテーマは「鳩(はと)」でした。応募する人は、早めにその年のテーマを確認するのが吉です。

怖がらせるだけじゃない、未来へつながる物語を 防災100年ものがたり(絵本の原案)募集

【絵本原作】 阪神・淡路大震災の被災地である兵庫県で始まった「防災100年えほんプロジェクト」。100年先の未来にまで伝えたい防災への意識を絵本にするものです。グループでの執筆も可。2000字以内の、小さい子どもにも理解しやすい作品が◎です。入選作品は絵本化が検討されます。まだ始まって間もない公募のため、応募数がこれから増えてきそうです。早めにぜひ挑戦を!

3年に1回開催 開催情報を要チェック! 森三郎童話賞

【童話】 愛知県刈谷市では同エリア出身の童話作家・森三郎の名を冠した童話賞を運営しています。居住地に限らず応募可能。テーマは「愛と夢と優しさ」で、小学生が読める難度の文章が求められます。最優秀賞作品には50万円が贈られ、単行本として刊行されます。「まじょ子」シリーズを手がけた児童文学作家・藤真知子さんも審査に参加。現在、3年に1度の開催なので、次回は2025年になる見込みです。

いかがでしょうか。童話や絵本の公募は意外と多いものですが、求める作品や受賞の傾向はかなり異なります。自分の書きたいものとマッチした公募を見つけたいですね!

 

最近の子どもたちは本離れが加速しているかと思いきや、保育園や幼稚園での読み聞かせ、小中学校での「朝読書」などから、意外と読書習慣が身についています。常に新しい物語を求めている子どもたちに、魅力的なストーリーを届けましょう!


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